資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、「薬物の副作用」を知ることについて、キャリアコンサルタントが知っておくべき理由や簡単な解説をしています。

うつ病をはじめとする精神疾患の治療

試験では頻出というわけではありませんが、下記のエントリーで過去に出題された精神疾患をまとめておきました。

さて、うつ病をはじめとする精神疾患の治療には、ある程度の期間が必要であることと薬物による治療が行われることが通常です。

その際、やはり相談者が服用している薬物の種類や、その副作用を知っておくことは、非常に重要ではないでしょうか。

精神疾患の治療に使用される薬物の種類とその副作用

ここでは、キャリアコンサルタントであっても、耳にする機会が多いと考えられる薬物についてご紹介しておきます。

抗精神病薬

例えば、統合失調症や双極性障害などで使用される抗精神病薬は、下記の2つです。

・定型抗精神病薬
・非定型抗精神病薬

前者は便秘、口渇、血糖上昇、体重増加、月経異常といった副作用があります。

また、後者には、前者に加えて、不眠や不安といった副作用があります。

抗うつ薬

抗うつ薬の場合、まずは下記だけでも覚えておくと良いのではないでしょうか。

・三環系抗うつ薬
・四環系抗うつ薬
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

この分類に従って、一般名がありますが、ここでは割愛し、それぞれの副作用を述べておきます。

・三環系抗うつ薬:口渇、便秘、起立性低血圧、体重増加、過鎮静
・四環系抗うつ薬:上記の副作用が三環系抗うつ薬よりもやや弱いが、眠気がやや強い。
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):悪心、嘔吐、下痢、性機能障害、そして賦活症候群です。

賦活症候群は、不安、焦燥、不眠、敵意、衝動性、易刺激性、アカシジア、パニック発作、軽躁、躁状態といった副作用を総称したものであり、悪化すると自傷行為などもあり得るとされます。

副作用を知って、環境を調整する。

専門的に挙げていけばキリがありませんが、こういった副作用を少しでも知っておくと、復職支援の際など、産業保健スタッフと連携しやすくなります。

キャリアコンサルタントは、社会モデルの範囲での支援を行うものだし、リファーしたからもう知らない、専門外だから全く勉強しない、では、相談者からも企業からも信頼は得られませんよね。

合格された方はぜひ、薬の副作用も押さえておいてください。

なお、本エントリーの内容については、下記書籍を参考にしています。

公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法

新品価格
¥3,456から
(2019/8/21 08:58時点)