資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


このエントリーでは、「必要とされる職業」と「アプローチ」について、考察しています。

志村けんさんの死と、自粛要請下で考える「アプローチ」

新型コロナウイルスに感染し、都内で入院して治療を受けていた志村けんさんが3月29日夜、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなりました。

日本で生まれ育って、彼の名を知らないという人はまずいないでしょう。

荒井注が去り、ほぼ無名の志村けんが加入。

それは、L’Arc-en-Cielで言えば、SAKURAが去り、yukihiroが加入したときに勝るとも劣らない重圧だったのではないでしょうか。

そんな偶然を、前向きに捉える人となりを感じるタレントの一人でした。

キッズだった頃、私の土曜日の楽しみと言えば

まんが日本昔ばなし

部長刑事(関西ローカル)

8時だョ!全員集合(後に、加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ)

土曜ワイド劇場(但し、親の機嫌が悪いと見れない)

これが、小中学校時代に過ごした、土曜「至福のゴールデンタイム」だったように思います。

ついでに言えば、日曜日は『ハウス食品・世界名作劇場』ですね。

南の虹のルーシー、小公女セーラ、ふしぎな島のフローネ 牧場の少女カトリ、ポリアンナ物語と。

ときに、タッチやセーラームーン、そしてひょうきん族、金曜日も含めれば当然、ミュージックステーションなど、入れ代わり立ち代わり、この週末を彩ったテレビ番組。

その中でも、「志村けん」はやはり大きな存在でした。

関西で生まれ育った方は、『4時ですよ〜だ』でダウンタウンという天才を知ることになりますが、それはまた別のお話。

ちなみに私は、「夕焼けにゃんにゃん」という番組を目にしたことがございません。

本当に放送されていたのか?

これもまた別のお話ですが。

「8時だョ!全員集合」の停電事件はリアルタイムで見た記憶がありますが、やはり「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の「だいじょうぶだぁ~」ですね。

なぜかツボにハマって、腹を抱えて笑った記憶があります。

スイカの早食いも、キッズの憧れ?でしたね。

その後、スイカの妖怪が出るところまでがお約束的な。

志村けんの笑いは、「他人をいじらない」笑い。

それは、他人をイジって「嗤う」のではなく「笑わせる」笑いだったように思います。

(実はバカ殿はほとんど知りません。セクハラっぽさが私の「お笑い観」にあんまり合わなかったのと、やはりこの後はダウンタウンの笑いが私の環境を暴風的に席巻したことが大きかったと思います。)

そんな日本の喜劇王が、こういった形で世を去ってしまったことに、言葉を失います。

心より、ご冥福をお祈りしたいと思います。

イベント自粛下で、求められる職業とは?

お笑いもそうですが、音楽もそうですし、寄席などもそうでしょう。

外出自粛、感染リスクの下、エンターテイメントやアーティスティックな催し、イベントが自粛せざるを得ない状況です。

更に人の命が危険だという認識が広まれば、「不謹慎だ」という声も強まるでしょう。

だけど、そんなときに、「7SEEDS」のこのコマを思い出します。

食べるものも満足に手に入らない時代、命を守ることで精いっぱいな世界。

そんな中で「芸術家」は必要とされるのか?

この問いに、田村由美はこう答えます。


(出典:「7SEEDS」©田村由美 小学館)

人が人を支える、勇気づける方法は、一つではない。

カウンセリング、セラピー、そして音楽や笑い、絵画。

「今」必要とされる職業は?

そしてその「職業的能力」の「届け方」つまり「アプローチ」は?

志村けんさんを悼み、そして今自分ができる支援を考えていきたいと思います。