資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、「職場以外でのキャリアづくり」が今後のメインストリームになっていくことを解説しています。

記憶・理解は「精緻化リハーサル」で深化する。

昨日8月17日(土)は第13回キャリコン学科試験対策講座でした。

現在私は、冗談抜きで、日本でも極めて少ない、そして最も数多く「キャリアコンサルタント試験全範囲を講義している」講師になっていると思います。

養成講習講師は分野別で担当していることがほとんどですし、受験対策指導校でも、キャリ魂塾よりも数多く開講しているケースはまずないでしょう。

そして、この「必要な範囲を何度も講義(他者への説明)する」というのは、記憶の定着はもちろん、自らの理解を深めるためにも重要だと感じます。

特に、キャリ魂塾の学科試験対策講座は「基本事項の習得」を重視しているので、基本の理解が深まれば、あとは例外の取り扱いや、他分野での取り扱いなどをリンクするだけなんですね。

そして、全範囲を1日9時間で終えるわけですから、年間20回前後は、キャリアコンサルタント試験で問われる主な範囲を復習していることになります。

これは心理学的には「精緻化リハーサル」となり、記憶・理解が深まるわけですね。

確かに、講義をしながら自分でも、「このあたりの知識はあの知識と繋げられるな」とか「このあたりは少し忘れているから復習しよう」といった感じで、どんどん知識がブラッシュアップされていくのを感じます。

なぜ、キャリアコンサルタント資格を活用できない方が多いのか

キャリアコンサルタント資格を活かせない方の多くは、この「知識の定着」ができていないことによる、「自己効力感の低さ」が何よりの課題だと感じます。

試験が終わったら、その瞬間から記憶は薄れていきます。

私がこの3か月、200時間勉強して得た公認心理師試験範囲の知識は、何もしなければ試験後10日で、半分以下になっているでしょう。

しかし、今月10日、17日と2回講義を行ったことで、少なくともキャリコン試験範囲と被る知識については、「精緻化リハーサル」を行うことができ、忘却を阻止しました。

逆に言えば、キャリコン試験合格者の多くがこの「精緻化リハーサル」をしない(する機会がない)ために、せっかく学んだ知識を失っており、そして知識が失われてしまったことにより、自信をも失ってしまう(自己効力感の低下)結果になっているのだと思います。

例えば、公認会計士や弁護士など、合格後の実務経験の場が確立されている資格では、試験終了後も否応なく勉強することになります。

そのため、知識・記憶の深化が進み、自己効力感や課題解決スキルが次第に高まるケースが多いのではないでしょうか。

キャリアコンサルタントの場合、最も多いのが、「資格を取っただけで活用できていない」ケース。

試験合格後にはもう問題集もテキストも開かない、セミナーも開催しない、ロープレ練習はするけれど、それは基本的に「傾聴」の練習であり学科で学んだ知識は使わない。

そうすると、「1年前に取ったけれど、学科に関してはもう何も覚えていないな…」「この状態で資格を活用なんて無理だよな…」となるのは致し方ありません。

私だって、使っていない宅建試験の知識なんて、もはやきれいさっぱりなくなり、何も覚えていませんから。

11月のメンタルヘルスマネジメント検定に合格して、新しいキャリアを描こう

学科試験で問われる内容を忘れてしまったという方は、自信を取り戻すために、再度受講時の講義録音を聴き直してください。

そして、10日、17日の学科試験対策講座を受講された方はこのメールを読んだら、すぐに聴き直してください。

毎週1回聞けば、11月のメンタルヘルスマネジメント検定2,3種は、おそらく、過去問を2~3回、少し記憶力に自信がないという方も、5回も回せば合格します。

そして、メンタルヘルスマネジメント検定に合格したら、自分が勉強した内容を自分の言葉でyoutubeに毎週アップしていく。

そうすれば1年後、あなたのチャンネル登録者数は1000人を超え、メンタルヘルスマネジメント検定業界ではちょっとした有名人になります。

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キャリアを「職場以外」で作る

こんな風に、キャリアって職場以外でも簡単に作れるんですよね。

というか、むしろ令和時代は「キャリアを職場以外で作る」のがメジャーになるのではないでしょうか。

そして、それを「知っていること」こそが、他の数万人いるキャリアコンサルタントとの圧倒的な差別化になるんですよね。