資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、「ブログが続けられない」「Twitterで呟くことがない」そんな「情報発信スキル」に自信がないキャリアコンサルタントのためのノウハウを解説しています。

報われなくても継続することが大事

「報われなくても継続することが大事」って、この時点でページを閉じる方も6~7割はいるかもしれません。

だけど、「それができるって大切だよね」という認識が大前提なので、もう少し読んでみて下さい。

キャリアコンサルタント試験に合格し、登録も済ませた、ブログも開設したしサイトも作った。

とりあえず、自分が勉強したテキストの中から、受験生に役立つ情報を書いてみよう。

1日目、シャインは…

2日目、スーパーは…

3日目、サビカスは…

さて、アクセスはどうかな…

うわっ…私のアクセス…低すぎ?

検索はヒットするかな…

うわっ…私の検索順位…低すぎ?

そしてやる気をなくして、ログインしなくなり、ブログはネットの海の藻屑に。

あるある。

私も、これまでに軽く20~30のブログを途中で投げ出しています。

許認可で言えば、建設業許可のブログに労働者派遣・有料職業紹介といった人材ビジネスに関するブログなどもやりました。

それ以外でもマイナンバー制度やプライバシーマークのブログ、カウンセリング系のブログなど、今やログインIDもパスワードも忘れてしまったブログが、Googleのボットにクロールされることもなく、このネットの海に漂っています。

なぜ続かなかったのか。

理由を一言で言えば、「ネタが切れた」からです。

ネタが切れるまでは、上位表示されていたブログもあり、そういったブログは、良い依頼を運んできてくれたりもしました。

しかし、やはり「継続することは難しい」のです。

このブログは、はてなブログとアメブロからスタートして、独自ドメインブログとして移行しましたので、合計すれば3年続けてきました。

石の上にも3年と言いますよね。

とはいえ、このブログは、情報量から考えたとき、残念ながら検索順位的に高いとは言えません。

このブログよりも情報量の少ないサイトが上位に表示されていることもあります。

そう、「ブログは報われるとは限らない」のです。

しかし、「報われると分かっている努力は誰でもできる」のです。

大事なことは「報われるかどうかわからない努力を継続できる」ことではないでしょうか。

それに比べれば、資格試験の勉強は「報われることが分かる」努力ですから、全然ヤル気がでますよね。

あなたが「伝えたい相手」を明確にする

ブログは、正直言って

・報われるかどうか分からない

・カネがかかる(独自ドメイン運用&後述するネタ仕入れ)

・時間もかかる

など、巷で言われるような「ノーリスクで何とかなる!」というものではありません。

それでも、書き続けることができるのは、「ネタ」があり、「伝えたい相手」がいるからです。

つまり、あなたがいるからです。

これは、お世辞でもなんでもなく、真面目にマジな話です。

あなたがいなければ、いずれ私はこのブログを更新しなくなるのは間違いありません。

今日も、「文房具の話を読んだ、私も10月はじまりの手帳を買ったところだ」といったメッセージを頂きました。

また、「千葉に住んでいる、停電中だが、取り上げてもらって感謝している」といったメールも頂きました。

最近は、なかなかご返信が遅くなったりもしますし、勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられたりで、コミュニケーションが上手くいかないこともあります。

それでも「伝えるべき相手」をしっかりとイメージし、「伝え続ける」ことで、反応は頂けるわけです。

どれだけGoogleが評価してくれなくても笑

もし、あなたの発信している情報に対して、反応がない・少ないのは、「伝えるべき相手」が明確ではないからです。

「パーソンズは、職業指導カウンセラーと名乗った初めての人であり、指示的カウンセリングを行った人として重要なポイントです」

これは「全受験生が手元のテキストを見れば分かる」話です。

そんな話は誰も「ブログには」求めていません。

なぜ、パーソンズは「初めての」職業指導カウンセラーとなったのでしょうか。

なぜ、パーソンズは「指示的カウンセリング」を行っていたのでしょうか。

なぜ、「非指示的カウンセリング」がベストなら、パーソンズが「職業の選択」を著した1909年(パーソンズは既に亡くなっていましたが)から、100年以上も「指示的カウンセリング」が有効な理論として生き残ってきたのでしょうか。

そして、「特性」とは何を意味しているのでしょうか。

これらは試験には出ないでしょう。

しかし、これが「基本」であり、その後の理解に大きく影響する「知識」です。

なのに、こういった内容を教えない養成講習団体もあるんです。

特に、面接偏重の養成講習団体が多く、学科・理論は通信教材を送って後は試験までフォロー無し、という団体もあります。

受験生が知りたいのは「テキストに書いてあることを要約した情報」ではないですよね。

パーソンズがなぜ偉大なのか、養成講習のテキストではちーっとも伝わらないのです。

そして、パーソンズが興し、ウィリアムソンが定式化した指示的(職業)カウンセリングに対し、ロジャーズが非指示的カウンセリングを引っ提げて乗り込み、批判した。

ロジャーズはロジャーズで言い分があります。

しかし、この批判は的外れなものでした。

この批判がなぜ「的外れ」なものだったのか、そんなところまで知ることができれば、パーソンズ&ウィリアムソンVSロジャーズ(=指示的カウンセリングVS非指示的カウンセリング)という構図で、一気に理論が生きて、そして繋がって頭に入ってきます。

木村本、渡辺本を、そして養成講習テキストを要約する。

そんなブログは既に山ほどあるし、著作権大丈夫?と心配するほど詳細に掲載されていたりします。

だから、今から同じことをしたってGoogleには評価されないし、何より「漫然とただ覚えるだけの勉強に対する苦痛」に、更に塩を塗るようなブログになってしまいます。

だからアクセスが集まらないんです。

知らんけど。

書くことがないなら「カネを払う。」

とはいえ、書くことが無くなることもあります。

そういうときは、カネを払う。

それだけで、いくらでもネタが見つかります。

例えば、本を買う。

別に難しい学術書や学者の本を買う必要はありません。

例えば東洋経済。

週刊東洋経済 2019年8/24号 [雑誌](マネー殺到! すごいベンチャー100)

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この凄いベンチャーを知ることが、なぜ重要なのか。

将来のソフトバンクが、楽天が、サイバーエージェントが、メルカリがここから生まれるからです。

だからこそ、大手から内定を貰えず落ち込んでいる学生に対して、

「大手ももちろん素晴らしいけど、自分が入社したベンチャーが、メルカリみたいになっていくのも素晴らしいと思わない?これ読んでみたら?」

と指示的にアプローチする。

それが、パーソンズが活躍した舞台である「若年者就職支援」という領域です。

だから、パーソンズは「指示的」だったんです。

そして、こういった「様々な理論がイメージできる講義」がキャリ魂塾の講義でもあります。

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これから先、どんな資格を取ればいいのか、こういった記事も参考になりますよね。

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カネを出すから良質で、寄り添った記事が書ける。

カネを出さずにブログ記事を書くことも、もちろん可能です。

例えば、ネットニュースなどを引用して記事を書くのも全然アリです。

しかし、あなたが仮に「キャリアコンサルタント受験生」のためにブログを書くとしたら、やはり「書籍」を根拠に書く方がいい。

だって、「キャリコン試験の受験生平均年齢は49歳」だから。

実際に本屋さんで確認したいのが、アラフォー以上の方には多いですよね。

これも「自らが情報発信したい相手に寄り添う」考え方だと思いませんか?

Twitterをする

そして、Twitterをします。

これは、頭に浮かんだことを記録するメモのようなものです。

Twitterでツイートしたことを、自分なりに調べたり、膨らませたりして、ブログに書いていく。

別に、イイネやリツイート、そしてフォロワーを増やすためではなく、自分の備忘録として使うわけですね。

パッと思いついた良い語呂合わせも、忘れてしまうこともあります。

だって人間だもの。

忘れずにツイートしておきましょう。

食えないと言う前に、もっと情報発信しよう

「キャリアコンサルタントは食えない」とよく言われます。

しかしですね、医師はともかく、歯科医師、弁護士でも競争の時代です。

200~300時間の勉強で合格する資格が、それだけで食えるなら、それこそおかしいわけです。

とはいえ、キャリアコンサルタントは、実は非常にコスパの良い資格です。

あなたが受験に使った費用くらいは、簡単に取り戻せますし、それを取り戻す方法もたくさんあります。

その方法のひとつが、情報発信です。

ぜひ、あきらめずに「あなたの伝えたい相手が知りたいこと」を発信してみて下さいね。

蛇足ですが、このエントリーの文字数は約3800文字です。

こんな長文を毎回書く必要はありません。

大体、800~1000文字くらいが目安とされますので、ご安心ください。

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