新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、雇用はもちろん、家庭にも不安が広がっています。

そういった中で、今後増加してくるであろう相談を想定してみました。

コロナウィルス感染症拡大の影響を踏まえた相談例

桜木さん桜木さん

子どもが保育園でコロナに感染するのが怖いけれど、預けなければ仕事に行けない、収入がなくなってしまうので預けざるを得ない。どうしたらいいのか分からない

加藤さん加藤さん

勤務先でコロナ陽性者が出たことで、勤務先が閉鎖、失業した。今は失業保険があるが、前職がコロナ陽性者のいた企業だからか、全く採用されない。どうしたらよいのか

河村さん河村さん

産休に入ったが、上の子の保育園が休園になったため、ずっと相手をしなければならない。自分自身も感染リスクがあるため外出したくないし、配偶者は出勤しており、頼れない。両実家は遠方のため頼れない。子どもの相手をするのがつらい。

山田さん山田さん

配偶者の勤務先が、コロナによる景気低迷のため倒産。現在は私の収入で生活しているが、余裕がなくなってきており、子どもとのケンカが絶えない。私が働いて家に帰っても家庭がギスギスしており、気が休まらないが、外出自粛のため気晴らしにも行けない。

鈴木さん鈴木さん

家族にコロナウィルス陽性者が出たため、会社をクビになった。近所からも白い目で見られ、自分自身も家族を責めてしまう。本人が一番辛いのは分かっているのだが…就職活動もままならず、今後が不安で相談に来ました。

加藤さん加藤さん

花粉症なのだが、コロナウィルスに感染しているのではないかと疑いの目で見られており、職場に行くのが辛い。くしゃみをするだけで、舌打ちをされたりする。テレワークや配置転換などは望めず、仕事を辞めると収入の当てもない。どうしたらいいだろうか

実務は試験の比ではない。

いかがでしょうか。

試験では、どれだけ堂々巡りになっても15分で打ち切られます。

15分や20分という制限時間は、「救いの手」なのです。

しかし、実務はあなたか相談者が、「終わり」を切り出さない限り、延々と続きます。

こういった「コロナウィルス感染症」に伴う相談は、どのキャリアコンサルタントも初めての経験です。

どこにも「マニュアル」はありません。

特に、15回試験を受験予定だった方は、試験までの半年、練習を続けなければ知識も技法も失われます。

毎日少しでも練習を続けるようにして下さいね。