コロナウィルスの「完全」収束は難しい

新型コロナウィルス感染症の拡大は、いつ頃収束するのか。

ハーバード大学によれば、2022年頃までは難しいとのことです。

これ、読めば分かりますが、特に日本ではほぼ無理です。

また、例えばブラジルでは、国民の7割が感染する前提で、経済を回す方向に傾いています。

すると、ブラジルからの人・モノの移動を全てシャットアウトしなければ収まらないことになります。

日本だけでなく、全世界が。

武漢は完全ロックダウンしましたが、収束に2ヶ月半かかりました。

東京も大阪も、ロックダウンはしていません。

結論は、ご想像の通り、1つです。

当面、「完全」収束はありません。

令和は「不安と共存する」時代。

令和は「不安と共存する」時代です。

隣の人の咳に怯え、憤り、イラつく。
そんな自分が嫌だ。でも怖い。
子どもは学校で大丈夫なのか。
無頓着な保護者に腹が立つ。

これら全てが、「命と健康への不安」です。

この不安・ストレスとどう共存していくかが、令和つまりコロナが収まる今後数年(もっとかかる可能性が高いです)の大きなテーマになります。

キャリアコンサルタント養成講習はコロナ時代に対応できていない

今後、キャリアコンサルタントは、国が思うような方向には進まないでしょう。

もはや「国の考える能力開発」は、時代遅れだからです。

ジョブ・カードもあまり意味がありません。

「自己効力感」「興味関心」で、仕事を考える時代ではないから。

自分自身そして家族の「命と健康」。

これが今後の「仕事探し」です。

最先端であるべき専門家の学びが、最も遅れているんです。

一番大事なものが一番遠くに行く。

徳永英明もそう言っていました。

例えば、キャリアコンサルタント受験生が二言目には口にする、VPI。

このVPIで使用されている職業が調査されてから、既に20年以上が経過しており、今も改訂されていませんので、実はあまり意味がありません。

「命と健康」が今後の職業キーワードになる。

例えば、キャリアコンサルタントの多くが「職業」として認知していなかった、ユーチューバー、ブロガー、アフィリエイター、せどらー。

これらは「コロナウィルス感染リスク」が低い、すなわち「命と健康」の不安が少ない仕事の一つです。

だからユーチューバー、ブロガー、アフィリエイター、せどらーといった、比較的新しい「収入を得る方法」を「仕事」として認知することも、キャリアコンサルタントには必要です。

自らが気付かないうちに「養成講習の指導」に依存しているのなら、それも「自律・自立」していないということ。

この「不安と共存」する時代、それはホームカウンセラー・ホームセラピストの時代です。

あなたは自律・自立していますか?