今年からは、合格者の方を中心に、半構造化面接を使ったキャリアコンサルティングの世界へと、お誘いしようかなと考えております。
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As is/To be
そんなわけで、今回のフレームワークは、「As is/To be」というもの。
「As is/To be」では、「あるべき姿(理想)」「現実(現在)」を可視化し、そのキャップを埋めていく方法を考えていきます。
具体的には?
「As is/To be」の書式はとても簡単です。
PowerPointのスライド例に、「比較」というスライドがありますが、それがほぼそのまま使えます。
こんな感じですね。
手順
1.理想の姿を書き出していく
別に右・左の配置はどちらでもいいのですが、理想の姿を「To be」として書き出していきます。
理想ですから、自由に書いて構いませんし、テーマを決めて書くもよし、テーマを決めずに自由に書いても構いません。
キャリアコンサルティングとして行うならば、例のような感じで仕事に絡む理想の姿を書いていくのが良いかなと思います。
2.理想に対応する形で、現状を書き出していく。
書き出した「To be」に対応する形で、現状の自分を「As is」として書き出していきます。
「As is」を書き出していくなかで、新たな「To be」が生まれたら、それを付け足すのも自由です。
とにかく、理想と現状を対応させる形で書き出し、可視化していきます。
3.ギャップを分析する。
「As is」と「To be」の間には、当然ギャップが存在します。
このギャップが、いわゆる「課題」「問題」ということになります。
例えば、現在の給与が20万円/月で、理想が50万円/月ならば、転職するのか、副業を考えるのか、はたまた独立するのか、そういったアクションとそのアクションについての課題、問題も相談者と一緒に検討していきます。
※このギャップ分析では、例えば6W2H分析やWHY技法を使っていくこともあります。
キャリアコンサルタントは様々なフレームワークを使えるようになろう
キャリアコンサルタントとしての活動の場は、相談者と1:1の面談の場ばかりではありません。
グループワークや研修など、様々な活動の場が想定されています。
あくまで、「試験」として面談が重視されているだけで、実際にはセミナー講師、研修講師、ファシリテーターとしての役割の方が大きいかもしれません。
そして、「面談」ばかりに気を取られていると、いざ研修やグループワークの依頼が入った際に、対応ができないということにもなりかねません。
キャリ魂塾では、養成講座では教えていない、フレームワークを使った研修講師などの実践も行っていきますので、またご参加頂けましたら幸いです。
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