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このエントリーでは、ISO45001審査員試験の合格などについて解説しています。

ISO45001審査員試験合格通知が届きました

9月6日に受験した、ISO45001審査員試験。

持込は可能なのですが、事前の対策的な内容と実際に出題される問題が全然違っていたり、解釈の違いで答えが複数想定される監査意見書作成、そして何より知らないうちに試験されているという油断のできなさ…

振り返ってみると、なんて言うんでしょうか、また国家試験とは違ったやりにくさがあるのがISO45001審査員試験でした。

しかし、昨日…

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n´∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!

別に、審査員試験に合格していなくても、ISO45001コンサルティングは可能ですが、やはり合格しているのとしていないのでは、クライアント(企業)への説得力、またクライアントの納得感も変わってくるのではないかと思います。

そういう意味では、合格して良かったと感じますね。

ISO45001は労働安全衛生マネジメントシステム

ISO45001は労働安全衛生マネジメントシステムですが、これはPDCAサイクルを回しながら、職場の安全衛生状態を改善していくものです。

特に、メンタル不全は実は個人の問題ではないケースも多く、例えば職場の人間関係や上司の古い価値観なども労働安全衛生上のリスクになります。

例えば男性上司から女性部下に対するセクハラによる精神疾患等が、そういったリスクの代表的な事例ですね。

また、精神疾患のある方や障がい者の方を雇用する際の合理的配慮を考える基礎、ベースにもなります。

こういったマネジメントシステムのある会社とない会社、応募するなら…と考えたとき、多少の給与の差があっても、従業員の健康にしっかりと配慮してくれていると感られる企業のほうが有利であることは言うまでもありません。

マネジメントシステムでストレスチェックを有効にする

すでに、ストレスチェック実施者研修は受講しているため、公認心理師登録が完了すれば、ストレスチェック実施者としてストレスチェックを行うことができるようになります。

このストレスチェックと労働安全衛生マネジメントシステムを構築することで、職場のストレス要因を少なくすることが可能となります。

労働者だけがストレスコーピングしなければならないような職場環境への介入も、監査(コンサルティング)とPDCAチェックというサポートを行い、労働者の変容に期待するのではなく、システムの改善で対応することとなります。

本当に変わるべきは、職場です。

個人支援とは、ある意味では「本来、労働者個人の責任ではないものを、労働者の変容によって対応している(させている)」と考えられます。

本当に変わるべきは、個人ではなく職場、そういうケースも決して少なくありません。

この場合に必要なのは、家族療法的なアプローチ(システムアプローチ)ですね。

円環的な因果関係のある問題には、対個人支援であるカウンセリングではなく、システム自体を改善する必要があります。

これが、キャリアコンサルタントが環境に介入する意義であり、個人支援と職場介入(システムアプローチ)の二つを行えることが、本当の意味での「寄り添い」だと考えています。

ストレスチェックとISO45001、セルフ・キャリアドックを包括的に支援します。

今後、ストレスチェックとISO45001コンサルティング、そしてセルフ・キャリアドックを社会保険労務士の観点から包括的にサポートする、「アドバンスドEAP(従業員支援プログラム)」の提供を準備していきます。

ストレスチェックやISO45001、セルフ・キャリアドックに社会保険労務士顧問を別々に依頼するよりも、はるかにスピーディでリーズナブル、そして各制度が有機的に連携するような構築支援が可能となり、実効性が高まる、そんなEAPを導入したら、あなたの職場はどう変わるでしょうか。

どうぞご期待下さい。