理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、人間にとっての世界は、「モデル」として認知されることを解説しています。

過去と他人を変える技術

「過去と他人は変えられない」という言葉があります。

これは、事実であり、事実ではないとも言えます。

事実であるとすれば、それは「人間を離れた」、客観的に測定できる過去は変えられないという事実です。

しかし、過去とは人間の中にしかないので、いくらでも変わります。

それは、「この世界は全て『モデル』として認知(認識・理解)されている」からです。

なので、この「認知」を変える技術が、過去と他人を変える技術になります。

世界は「モデル化」されるとはどういうことか。

海外は知りませんが、少なくとも日本のキャリアコンサルタント制度は、根本から間違っている部分が色々とあります。

その一つが、「基礎をほとんど勉強しないまま修了する」という点です。

基礎を勉強しないので、様々な単語が理解できないままデビューすることになります。

法律関係もそうですが、それ以外でも例えば、特性、類型論、パーソナリティ、般化、コンテクスト、メタ認知…こういった単語・言葉です。

キャリアコンサルタント養成講習のほとんどが、こういった言葉を、知っていて当然というスタンスで進めます。

その結果、多くの受験生は「なんとなく」理解したつもりで学習を進めざるを得ず、応用問題に弱かったり、話が理解できなかったりします。

この「モデル」という言葉も、なんとなくそうだろうな、という感じの言葉の一つではないでしょうか。

「モデル」とは。

「モデル」という言葉にも、意味がたくさんあります。

例えば、ファッションモデルというときのモデルと、プラモデルというときのモデル、そして「モデリング」という言葉で使われている「モデル」などですね。

ここでは、モデルという言葉は「事実に近い、人間が作った事実のような認識」と考えて下さい。

人間の作るモデル

人間の作るモデルは、3つの点で「現実の世界」とは異なると言われます。

1.体験は部分的に削除され、モデルには表現されない
2.人間の作るモデルは、歪曲される。
3.人間の作るモデルは、一般化される。

1.は、「現実(体験)」は膨大なデータ量です。

なので、人間は、無意識的に要らないデータを削除して認識しています。

簡単に説明すると、目の前の人の姿は、データとしては視界に入っていますが、認知としては、ほとんど顔しか印象に残らないということがありますよね。

よく、「今、私のネクタイが何色だったか、覚えていますか?」というやつです。

不要なことまで覚えていては、脳の負担が大きくなりますので、無意識的に削除されているわけですね。

2.は、例えば「緑色のイルカ」という言葉で、私たちは、「体験していないにもかかわらず」その緑色のイルカをイメージすることができます。

逆に言えば、体験していないことが、イメージによってあたかも体験しているかのように感じられることも多々あり、この作用が認知や行動に良くも悪くも影響します。

3.は抽象化と言ってもいいですが、「ある一要素が、そのカテゴリー全体を印象付けるような作用」です。

「犬は噛むから怖い」といったものから、「ドアノブを見れば、ドアノブを時計回りに回せば扉が開くと無意識に行動する」というようなものまで、様々です。

現実は人間にとって都合の良い現実である。

「過去と他人は変えられない」の「過去」は、「今、ここ」ですらない、「認知の中にしか存在しないイメージ」です。

元々、人間は現実をモデル化して捉えているのですから、変わる変わらない以前に、不正確なものです。

なので、簡単に言えば、「過去は変えられる」ということになります。

その良い例が「失敗は成功の母」というものですね。

失敗は成功に内包される要素ですから、成功と認知することができます。

そして、「他人」は、相互作用によって変わります。

あなたが、多くの環境によって変容してきたように、与えられる環境でも人は変わるし、多くの人との相互作用によって変容するように、人とコミュニケーションすることによって、人も変わります。

というか、「他人を変えることはできない」と思う人は、援助職、支援者にはならないとは思いますが。

まとめ:人は自分にとって都合のいいモデルを作っている。

全ての現実世界は、現実とは異なって認識されます。

その認識は、「自分にとって都合のいい(メリットのある)認識」であることが多いと言われます。

これが、アドラーの言う「トラウマは存在しない」という考え方ですね。

犬が怖いのではなく、「犬を怖がっている自分でいることに、何らかのメリットがある」と無意識的に考えているから、「怖くない犬もいる」という不都合な事実から目を背けている(モデリングしている)、とアドラーは考えました。

トラウマに苦しむ方を実際に見ていると、アドラーの言っていることは、受け入れることが難しいわけですが、それが事実であることも少なくないのだろうなとは思います。

私たちは、まず「他人を『変わることができる存在』」と認識し、次に「すべての現実は、『モデル』としてのみ認知されている」と理解する。

そうすることで、「過去と他人は変えられない」と言った考え方に与しないことが可能となり、「過去・現在・未来を変えるアプローチ、そして他人を変えるアプローチ」が生まれます。

社労士・行政書士感ゼロなエントリーでした笑

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