キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、「自分の価値観」を点検することの重要性について、解説しています。

あなたの価値観、古かったり、ダブルスタンダードだったりしないですか?

キャリアコンサルタントは、自分の価値観や準拠枠でクライエントと接してはいけない。

これは、養成講習を受講すれば、誰もが学ぶことです。

しかし、現実的に養成講習のわずかな時間で、これまでの自分を変える、つまり自らの価値観で、他人を、話の内容を判断できるようになるのか、というと非常に難しいのではないかと思います。

例えば、5分前行動なり、15分前行動をしよう、というのは、多くの方が納得するでしょう。

では、「定時」に上がるのも5分前行動できていますか?

なぜ、定時だけは例外なのですか?

1分でも遅刻をすると、鬼の首を取ったように騒ぐ人もいます。

「人の時間は貴重なんだ、1分でも遅刻は遅刻!」って。

でね、そういう会社に限るわけではないんですけど、「給与計算」、正確にできてないんですよ。

人の1分が貴重というならば、「サービス残業」なんてありえませんよね。

なぜ、遅刻は鬼の首を取ったように騒ぐのに、「サービス残業」は騒がないんでしょう。

つまり、もともと「社会的一般常識」とされていたものですら、「おかしい」と感じることはたくさんあるんですね。

「履歴書は手書き」というのもそうです。

事務職ならわかりますよ。

でもSEやPGにそれを求めるのはおかしい。

某カウンセラー協会のシニアカウンセラーの方、SVの条件は「逐語記録を手書きで書いて持ってくること」と言われていました。

その理由は「手書きの温かみがあるから」だそうです。

ほならね、恋人が「俺の洗濯物は洗濯板で洗濯してね。全自動洗濯機にはない、「あたたかみ」を感じるんだ」って言ったらどうですか?

えぇ…ってなりません?

お姑さんが「我が家は炊飯器ではなく、はじめちょろちょろなかぱっぱでお釜で炊いたご飯でないと認めません。」

嫌でしょ?

という話なんです。

馬車は今もありますね。

でも、馬車の乗り方を学ぶ必要はありません。

なぜなら、自動車や電車、バスがあるからです。

それと本質的には、同じなんです。

なんでもかんでも合理的に考えればよいというものでは、当然ありません。

しかし、あなたのもっている、その考え方、指導方法…

もしかしたら「私がした苦労を、あなたがしないのはおかしい」という考え方に、『無意識に』基づいているのかもしれない。

私は、母子家庭の支援機関の相談員をしていましたが、生活保護の問題というものがついて回ります。

「私たちは働いているのにズルい」という考え方…どうですか?

最近話題になっているのが、看護学生が実習先でどのように扱われているかです。

これは「実習生が挨拶をしても、誰も返事をしない」というもの。

忙しいのは分かるんですが、顔を上げて挨拶を返すぐらいは誰でもできるのに、しない。

だって、「私のときもそうだった」から。

このように、いくらでもあります。

「私の頃は有休なんて考えられなかったね。24時間働けますかだったんだよ。」

うんうん、そういう時代もあった。

あった。

つまり過去。

今とは違うんです。

こういうのって、会社の外に出ないと分からないことかもしれませんね。

会社には、社風があって、似たものが集まってくるから。

特に、創業者のマインドがすごく影響している会社もあります。

私は、いろんな会社・団体に行って、いろんな職場を見てきました。

あなたも、独立すればそうなるでしょう。

そのとき、あなたを縛るのは「古い価値観」です。

なぜ、「スーツを着なければいけない」んでしょうか。

昨日、GMOの熊谷社長とSHOWROOMの前田社長が会食していましたが、熊谷社長はスーツ、前田社長は私服でした。

熊谷社長はどう思ったんでしょう。

私には分かりませんが、熊谷社長は前田社長を立てるツイートをしていました。

やっぱり凄いなと思いました。

そんなわけで、「結婚」「マイホーム」「時計」はもちろん、「女性」「男性」「一人っ子」「血液型」…あらゆる価値観を点検し、アップデートしていきましょう。

どうしても休めないから、インフルエンザでも出勤?

これを褒める風潮がやっと変わってきました。

だって、とんでもないですからね。

バイオテロですから。

あの、日産カルロス・ゴーン氏ですら、いなくても会社は回るんです。

大丈夫です。休んでください。

あ、そうそう、全然話が変わるんですが、昨日3時間くらいかけて、カウンセラー・セラピスト用のサイトのガワ(体裁)だけ、作りました。

(個人事業と法人事業を分けざるを得ないんですね。)

本当に3時間でできるんです。ガワだけなら。

HRC+サイト

完全に女性向けにしてみました。

このブログを読んでくれているあなたは、70%の確率で女性だからです。

そして、男性は「カウンセリング」というものをあまり好まないからです。

こういうのも「私」ではなく「あなた」を向いた考え方ですよね。

自分が作りたいものを作るのではなく、求められる(可能性が高い)ものを作る。

こういう考え方ができるのも、そして、サイトが作れるのも私のキャリアですよね。

タグも分からない。知っているのは〈br〉だけ。

そんな私でも、サイトが作れる。

これ、10万円で作りますよって言ったら、年間5人ぐらいは発注してくれると思うんですよね。

つまり、どんな経験でも、キャリアに、資産に替えられる。

はやりの言葉で言うと、「マネタイズ」と言ったりしますね。

これが私の価値観です。