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キャリコン学科試験予想問題:ソーシャルサポートの4類型
本エントリーを読み終えると、キャリコン学科試験で出題が予想される、下記のような「ソーシャルサポートの4類型」の問題が解けます。
「ソーシャルサポートの4類型」を説明した下記の選択肢のうち、誤っているものを1つ選べ。
1.情緒的サポート:つらい気持ちをなだめたり、落ち着かせるようなサポート
2.評価的サポート:がんばったり、努力したことに対する支持や是認。「がんばったね」、「よくやったね」などと声をかけるサポート
3.道具的サポート:困っていることについて、その人の役に立つ道具を選定し、提供するサポート
4.情報的サポート:その人が求めている情報や、その人にとって価値ある情報を伝えるサポート
「ソーシャルサポートの4類型」のポイント
キャリアコンサルタント学科試験において出題可能性のある、「ソーシャルサポートの4類型」で述べられているのポイントをチェックしておきましょう。
「ソーシャルサポート」とは?
まず、「ソーシャルサポート」について押さえておきましょう。
ソーシャルサポート:他者から得られる有形・無形のサポートであり、社会的関係の中でやりとりされるサポート
このソーシャルサポートには、①健康行動の維持、②ストレッサーの影響を緩和する働きの2つの効果があるとされており、働きかけ方によって、4つのモデルがあります。
ソーシャルサポートの4つのモデル
① 情緒的サポート:つらい気持ちをなだめたり、落ち着かせるようなサポート
② 評価的サポート:がんばったり、努力したことに対する支持や是認。「がんばったね」、「よくやったね」などと声をかけるサポート
③ 道具的サポート:困っていることを直接的に助けるサポート
④ 情報的サポート:その人が求めている情報や、その人にとって価値ある情報を伝えるサポート
ということで、予想問題の正答は3(が誤り)ということになります。
「道具」に注意!
「道具」という言葉は、例えば「道具的学習」のように、「道具を使った際の行動(反応)」を指すこともありますが、「道具的経験」のように「個人が得た経験(全般)」を指すこともあります。
字面に惑わされないように、意味をしっかりと抑えておいて下さいね。