キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、キャリアコンサルタント学科試験、キャリアコンサルティング技能検定学科試験における、ブロンフェンブレナー(Bronfenbenner,U.)について述べています。

環境は、個人のキャリアに影響を及ぼす。

まず、一番大切なことは、「職業選択には様々な要因が絡み合う」ということです。

これが「プロ」「専門家」の視点です。

逆に「素人」がどう考えているかと言えば、下記のようなものです。

「選ばなければ仕事はいくらでもある」

「働かざる者食うべからず」

「つべこべ言わずにとにかく働け」

これが何も学んでいない「素人」の考え方です。

適性も自己決定権の尊重もありません。

「素人」ゆえ、このように考えても仕方がないのです。

なので、あなたにもし、このような考え方が1ミリでもあるなら、養成講座の140時間はムダだったということになります。

なぜなら、職業選択には「環境」の影響が大きいという、最も大切なことが頭に残っていないからです。

職業選択に影響を及ぼす「環境」とは?

先日、インドの北センチネル島で、アメリカ人が殺されました。

ニュースによれば、このアメリカ人は牧師であり、島民にキリスト教を布教しようとしたところ、弓矢で射殺されたとのことです。


出典:https://coolinterestingstuff.com/

この美しい北センチネル島は、一切の近代文明を拒んでおり、インド政府もインド軍も干渉していないんですね。

この島にあなたが生まれたとして、youtuberになりたいと思うでしょうか。

思うはずがありませんよね。

youtubeの存在どころか、インターネットやテレビの存在も知らないでしょう。

北センチネル島に生まれた場合、この59.67k㎡が世界のすべてです。

それ以外は、排除すべき敵でしかありません。

あなたがもし、北センチネル島に生まれたならば、この島の風習に則って生きるしかない。

少し極端な例ですが、これが「職業選択における環境の影響」の一例です。

ブロンフェンブレナーの相互連結原則

ブロンフェンブレナー(Bronfenbenner,U.)は、このような環境の影響を4つに分類しました。

その4つの分類(システム)を押さえておきましょう。

ミクロシステム

ミクロシステムは、家族のような小さな社会システムです。

親の背中を見ていれば、その仕事を継ぎたいと思うようになる可能性は低くはありませんよね。

また、学校の先生を見て、教師になりたいと思うケースもあるでしょう。

このように、小さな社会システムの構成員が(直接)職業選択に影響を与えている状況を、ミクロシステムといいます。

メゾシステム

メゾシステムは、家庭や学校、習い事や職場といった、複数のミクロシステムの影響が相互に関係し、個人に影響することをいいます。

例えば、高校に通っていたけれど、家庭の事情で学費を稼がなくてはならず、親の反対を押し切って寿司屋でアルバイトを始めた。

結果、親方と意気投合して学校を退学、後を継ぐことになった、なんてケースだと複数のミクロシステムでの出来事が影響していますよね。

エクソシステム

所属する環境(ミクロシステム)とは別のミクロシステムで起こっていることが、間接的に他の構成員に影響を与えることです。

親が遠洋漁業の漁師で、年に一回しか帰ってこない。

それが寂しくて、自分の就職活動では、子どもと長い時間を過ごせる仕事を探す、という感じでしょうか。

その他、マスコミなどの情報もエクソシステムに含まれるとされます。

木村拓哉さんの「HERO」を観て、検察官になりたいと思うとか、そういうものもエクソシステムですね。

マクロシステム

マクロシステムは、文化や国家、社会規範、性役割、イデオロギーなどが求める人間像が、個人に与える影響です。

上述の北センチネル島に住んでいれば、狩猟ができたり、侵入者を撃退できる男性が、社会的ヒエラルキーの上位に位置し、尊敬を集め、そのようになりたいと思われるのかもしれません。

ここまでを「相互連結の原則」といいます。

クロノシステム

最後は、クロノシステム。

クロノという言葉が表すように、これは時の経過の中で起こる出来事、つまり「ライフイベント」的なもののようです。

例えば「結婚」したことによって、配偶者から「家庭に入ってほしい」と言われたり、「もっと稼げる職場に転職しなければ」と思ったりするような感じですね。

この、クロノシステムを加えた4+1のシステムを「生態学的システム理論」といいます。

この生態学的システム理論は、最終的には「生命生態学モデル」と改称されたそうですが、そこまでは出題されたことはありません。

キャリコン試験は4択ですから、4つのシステムでまとまっている、相互連結の原則とその内容を覚えるのがまず大事ですね。

以上、出典は「キャリアコンサルティング理論と実際 4訂版」 雇用問題研究会とwikipedeiaからでした。

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