キャリコン学科試験予想問題:シルバー人材センター

本エントリーを読み終えると、キャリコン学科試験で出題が予想される、下記のような「シルバー人材センター」の問題が解けます。

「シルバー人材センター」 予想問題 難易度:普通

「シルバー人材センター」を説明した下記の選択肢のうち、誤っているものはいくつあるか。

ア.シルバー人材センターは、高年齢者雇用安定法に基づいて設立された団体である。
イ.シルバー人材センターは、公益性が高いため、特定非営利活動法人(NPO法人)が運営することとされている。
ウ.シルバー人材センターは、原則として市町村(特別区を含む)の区域ごとに設置されている。
エ.シルバー人材センターは、高齢者の雇用安定に資するため、高齢者を雇用して派遣就労させることが原則である。

1.1つ
2.2つ
3.3つ
4.すべて正しい

「シルバー人材センター」」とは?

キャリアコンサルタント学科試験において出題可能性のある、「シルバー人材センター」の概要及び重要ポイントをチェックしておきましょう。

「シルバー人材センター」の概要及び重要ポイント

1.シルバー人材センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高齢者雇用安定法)に定められた組織である。
2.シルバー人材センターは、一般・公益社団法人または一般・公益財団法人である。(一般法人の場合と公益法人の場合がある点に注意。この点において、「キャリアカウンセリング・エッシェンシャルズ」の記載は誤りです。)
3.シルバー人材センターは、原則として市町村(特別区を含む)の区域ごとに設置されている。
4.シルバー人材センターは、臨時的・短期的または軽易な業務を、原則請負・委任の形式で行う。(有料又は無料の職業紹介事業や一般労働者派遣事業を行うケースがあるが、それは請負・委任になじまない業務を断らないための補完的なものとされ、例外的。)

まずは、この4つのポイントを押さえておきましょう。

そうすると、上記の問題はイとエが誤りであり、正答は2になります。

余裕があれば押さえておきたい!その他のポイント

上記の他、余裕があれば押さえておきたいポイントとして、会員は概ね60歳以上の定年退職者・家業の一線を退いた人などが対象であること、また請負・委任の形式で行われていることから「労災保険の適用がない」ことを押さえておくと、実務的にも役立つのではないでしょうか。

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