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キャリコン学科試験予想問題:心的外傷後ストレス障害とは
本エントリーを読み終えると、キャリコン学科試験で出題が予想される、下記のような「心的外傷後ストレス障害」の問題が解けます。
ア.再体験症状
イ.回避症状
ウ.認知と感情の否定的変化
エ.過覚醒症状
1.1つ
2.2つ
3.3つ
4.4つ
「心的外傷後ストレス障害」のポイント
キャリアコンサルタント学科試験として出題される可能性があるのは、「心的外傷後ストレス障害」の主要症状です。
心的外傷後ストレス障害はPTSDとも言われ、死を覚悟するような出来事や、重傷を負うような外傷的出来事を経験した後に生じる疾患とされます。
PTSDの主要症状としては、下記の4つがあります。
①再体験症状 ②回避症状 ③認知と感情の否定的変化 ④過覚醒症状
再体験症状
再体験症状とは、いわゆるフラッシュバックの他、悪夢を見ることも含みます。
回避症状
回避症状とは、その出来事が発生した場所に行くことができないなど、その場所を避けることを言います。
認知と感情の否定的変化
認知と感情の否定的変化とは、その出来事の後、「自分が悪い」「私があのときあんなことをしなければ」など、自分を過剰に責めてしまう変化を言います。
過覚醒症状
過覚醒症状とは、眠れない(不眠)状態や、イライラなどがあることを指します。
参考文献:公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法 医学書院 下山 晴彦 (編集), 中嶋 義文 (編集), 鈴木 伸一 (編集), 花村 温子 (編集), 滝沢 龍 (編集)
精神疾患に強くなろう
キャリアコンサルティングをしていて感じるのは、メンタル不全に陥っているクライエントが非常に多いことです。
もちろん、キャリアコンサルタントが診断をすることはできませんが、既に医療機関を受診しているクライエントからの相談依頼も非常に増えています。
基本的な精神疾患については、ある程度知識が求められる時代に入ったと言えるでしょう。
当然、試験的にも押さえておきたいポイントですね。