キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、リーダーシップについての理論、スタイルについて解説しています。

リーダーシップのベタな出題がない。

国家資格キャリアコンサルタント試験では、リーダーシップについての「ベタな」出題がありません。

第13回2級キャリアコンサルティング技能検定学科試験で、少し出題された程度です。

なので、このエントリーは、とりあえずコレだけ読んでおく、という程度のお守り的なものです。

これを知らなかったからと言って、不安になる必要は一切ありません。

だって、出題されたことがありませんからね。

PM理論

個人的に怪しいと考えているのは、このPM理論。

これだけでも読んでおいてください。

提唱者:三隅二不二(みすみ・じゅうじ)

理論の概要:リーダーシップを、「課題達成機能(Performance)」「人間関係・集団維持機能(Maintenance)」の2つの機能のマトリックスで定義した。

P:Performance機能。集団目標達成や課題遂行を重視するスタイル
M:Maintenance機能。対人関係の緊張を和らげ、集団を維持強化するスタイル。

この両機能の組み合わせから4つのリーダーシップスタイル(PM型、P型、M型、pm型)が示される。

K.レヴィンのリーダーシップモデル

PM理論だけでも十分だと思いますが、なんとなくレビンソンと名前も似ていますし(笑)、理論の内容も4択的に(3類型なので)出題しやすいのがこちら。

提唱者:レヴィン

理論の概要:リーダーシップには、民主型、独裁型、放任型があるとした。

解説がダラダラ長いのは良くないと思っていますので、とりあえずこれだけでいいです。

その他のリーダーのスタイル

上記以外にも多数のリーダーシップ論があります。

一部ご紹介しておきますね。

オーセンティックリーダーシップ

オーセンティックとは「本物の」などの意味があります。

アメリカでのエンロン事件などをきっかけに、公正で道徳観の高いリーダーが求められたことが背景にあるとされます。

オーセンティックリーダーシップの特徴

①自己を知り、受け入れ、自己に対して忠実であること
②自分の人生経験に与える自己関連的な意味付けに深く基礎を置く
③オーセンティックリーダーとフォロワーの関係は、リーダーへのフォロワーの高い信頼、職場の繁栄と持続するパフォーマンスが結果としてもたらされる。

サーバントリーダーシップ

サーバントは「奉仕者」ですね。サービスの語源ともいわれます。

他者への多大な奉仕、全体論的アプローチ、コミュニティ感覚の促進、意思決定の共有を強調するリーダーシップのスタイルです。

サーバントリーダーシップの特徴

①モラル的な要素を持ち、自己犠牲的。
②サーバント型リーダーの焦点はフォロワーであり、組織目標の達成は副次的な結果とされる。
③耳を傾けること、共感、癒すこと、気づいていること、人々の成長へのコミットメント、コミュニティを築くことなど。

変革型リーダーシップ

フォロワーにとって理想の役割を演じることができるリーダー。

フォロワーに成果を出すように求め、生産性向上や組織目標達成に向けて強力に推進するリーダーのスタイルです。

変革型リーダーシップの特徴

①魅力あるビジョンを作りだし、それを明確にフォロワーに伝えることができる
②ビジョンを実現化する戦略を構築し、それが現実に達成できる期待をフォロワーに抱かせることができる
③フォロワーとの間に人間的ないし感情的な絆を結び、より多くの貢献を引き出す
④フォロワーが得る報酬はリーダー及び組織の使命が実現できたという集団的、精神的報酬がメイン

一言一句暗記する必要は全くありません。

「肢が切れれば良い」のです。

あと1週間は、この「肢が切れれば良い」という考え方でいきましょう。

リーダーシップ理論は環境介入型キャリコンが押さえておくべき知識

これまで、キャリアコンサルタント試験(技能検定試験含む)では、あまりリーダーシップ理論が出題されてきませんでした。

また、第11回試験だけで言えば、更に出題可能性は低いと思います。

2018~2019年はそれよりも、働き方改革関連法案や、人手不足、障がい者雇用などの問題の方が、私が試験官なら知っておいてほしいからです。

しかし、あなたもご存知のように、ここ数日、いわゆる「バイトテロ」と言われる不適切行為のニュースが喧伝されています。

こういった、アルバイト従業員の不適切行為などは、店舗や事業所に「リーダー」としての役割を果たす従業員が不在であるからこそ、起こるのではないでしょうか。

そういう意味では、環境介入型、コンサルタント型キャリアコンサルタントを目指すのであれば、ぜひ押さえておいていただきたい論点です。