このエントリーでは、国家資格キャリアコンサルタント学科試験及び同技能検定学科試験の勉強法について、解説しています。
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キャリコン学科試験問題は難しくない。
「難しい」と感じている方には、冒頭から同意頂けないかもしれませんが、事実です。
まず、キャリコン学科試験「問題」は難しくありません。
なぜならば、
1.「広く浅く」出題されるため、基本的に「浅い」内容である。
2.4択である。
3.過去に出題された問題が繰り返し出題される。
からです。
事例から学科試験勉強法を考える。
例えば、この問題を見て下さい。
外国人採用について述べた下記の選択肢のうち、誤っているものはいくつあるか。
1.外国人を採用する場合は、グローバルな視点で評価することが必要である。
2.外国人を採用する場合は、まず日本語が流暢かどうかが重要である。
3.外国人を採用する場合は、応募者が生まれ育った国の文化や歴史を理解しなければならない。
4.外国人を採用する場合は、為替などの問題があるため、賃金を明確に表示しなくてもよい。
いかがでしょう。
簡単?
それとも難しいですか?
もし難しいと感じても、大丈夫です。
断言しましょう。
この問題が解けなくても合否には一切関係ありません。
なぜでしょうか。
このような問題は、出題可能性が極めて低いので、そもそも勉強する必要がないからです。
どうしてそんなことが言えるの?と思われるかもしれません。
簡単です。
この問題は私が適当に作ったからです。
ふざけている?
いいえ、大真面目ですよ。
学科試験の作問委員は、100%、過去の出題を参考に作問しています。
だから、この問題のように「試験委員でもない人間が、(一見出題されそうに見えても)適当に考えたような問題が出題される可能性は低い」のです。
言われてみれば納得してもらえるはずです。
しかし、多くの受験生がこのことを全く知りません。
だから、学科試験に関係ない、出題されないような重箱の隅をつついたり、要らない本まで買ったりしてしまうんですね。
その最たるものが「模擬試験」を受験してしまうことです。
合格したいなら、模擬試験など受験するな!
模擬試験は、「今の自分の実力を測る」こと以外に、まず意味はありません。
なのに、ほとんどの受験生は「模擬試験は、予想問題である」と考えています。
私は、今まで多くの養成講座団体の模擬試験を見せて頂きました。
…ほとんどカスってすらいません。
カスっている、的中しているのは「過去問で出題されている論点」です。
つまり、最初から過去問学習をやっていれば十分。
あなたが模擬試験を受験する目的が、「今の自分の実力を測る」のなら、まだ良いでしょう。
しかし、「合格する自信が無いから、予想問題を貰いに行く」という考え方なら、受験する必要は一切ありません。
再度断言します。
当たりませんし、当たったとしても既に出題された論点です。
それでも受験したいのなら、せめて、養成講座ではなく、受験指導校の模擬試験を受験してください。
なぜ、養成講座ではなく「受験指導校」の模擬試験を勧めるのか
受験指導校は、養成講座と違って、受験対策の結果が今後の受講生集めに影響します。
養成講座にとって、そもそも受験指導は「オマケ」です。
だから「オプション」講座でしょ?
最初から「オマケ」講座と言っていますよね。
本気で当てる自信があるなら「必須」講座になるはずです。
キャリ魂塾のyoutube動画は、視聴「必須」です。
これを視聴しなかったら、そりゃ不合格もあり得ます。
過去問だけで合格するとは限らない。
だから、周辺知識も勉強してください。
しかし、その勉強の内容は、「過去問から得られた内容」で十分です。
過去問学習ができていないのに模擬試験に手を出す愚
例えば、「VPIのパーセンタイル」
この文字を見た瞬間、
85-15
この数字が出なければ、勉強不足です。
次。
ワーク・タスク・ディメンション
という文字を見たら?
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データ・ヒト・モノ・アイディア/プレディガー
これが一瞬で出なければ、今のあなたは過去問学習不足なんです。
キャリコン学科試験が難しいと感じているのなら、それは「過去問すら完璧に仕上げていない」からです。
つまり、勉強が足りないか、勉強の仕方を間違っているか、どちらかしかありません。
養成講座の模擬試験などやっている時間があれば、過去問を解く、キャリ魂塾youtube動画を視聴する。
模擬試験に気を取られて、時間とお金という貴重なリソースを失うなど、愚の骨頂です。
過去問学習については、↓も必ず読んでおいてくださいね。