資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。
このエントリーでは、「初見の問題を解く方法」を解説しています。
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初見の問題を解く方法は3つ
初見の問題を解く方法は3つあります。
1つ目、考えない。
2つ目、常識で解く
そして3つ目が、「問題をよく読んで解く」です。
このエントリーでは、3つ目の「問題をよく読んで解く」方法を解説します。
「問題を読まない人」は「話を聴かない人」である。
キャリアコンサルタント試験受験生に限らず、ほとんどの資格試験受験生に共通ですが、「問題を読まない」人が非常に多いです。
「正しいものを選べ」と問われているのに「誤っているもの」と読んでしまう。
「2つ選べ」と書いてあるのに「1つだけ」選んでしまう…
受験という緊張状態では、「読んだつもりになっている」ことがあります。
それは、私も例外ではなく、キャリコン2級学科試験で30分で退室にこだわるあまり、「健康保険法」と問題には書いているのに、なぜか頭の中で「労災保険法」に変換されて、1問を落とし、96点になってしまったことは未だに覚えています(1問は分からなかったので、これは仕方がないですが)。
キャリ魂塾では、「問題を読まない人」はイコール「話を聴かない人」であるとお伝えしています。
そうですよね。
先の私の例でもそうですが、「30分での退室にこだわるあまり、出題者の話を聴いていなかった(問題をよく読んでいなかった)」。
だから、間違えてしまったわけです。
そして、焦らず「よく読めば」初見でも解ける問題は数問あります。
第2回公認心理師試験午前問題問29改題を解く
その一つの例題として、第2回公認心理師試験午前問題問29の改題で練習をしてみましょう。
(出典 第2回公認心理師試験午前問題問29 キャリ魂塾による改題)
いかがでしょうか。
初見の方が多いと思いますので、問題をよく読んで下さい。
よく読めば、初見でもまず全員が解けるはずです。
カンではなく、よく読んで考えて、「根拠をしっかりと頭に思い浮かべて」どちらかを選んで下さい。
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「問題をよく読む」とは、『選択肢』まで含めてよく読む
「問題をよく読む」とは、「問題だけでなく、『選択肢』まで含めてよく読む」ということです。
問題にはこうあります。
・ある人物の起こした「1件」の大きな事件の背後には
・同一人物による軽度・重度の同様の事故が「29件」発生しており
・さらにその背後には、事故にはならなかったが危ない状況が「300件」あることを示した
とあります。
つまり
300の状況が
29の軽度・重度の事故となり
1つの大きな事故になっているわけです。
選択肢には、「スノーボールモデル」と「ハインリッヒの法則」があります。
「雪だるま(スノーボール)式」に増えていくって、小さなたくさんの雪玉が集まって、巨大化していくことでしょうか?
1つの大きな雪だるまが、無数の小さな雪だるまからできていくような状況を表しているんでしょうか?
違いますよね。
下記の解説を読んでみて下さい。
1つのエラーが別のエラーを誘発し、そのエラーがさらに別のエラーにつながって患者のところまで到達し事故を生むことがあります。似た名前の患者を確認せずに本来とは別の処置をし、引き継いだ別のスタッフも、確認しないままに別の処方箋で出してはいけない薬を出してしまった。その結果患者が重篤な症状に陥ってしまったというような場合です。ちょうど雪玉がごろごろと大きくなりながら坂を転がり落ちていくように、エラーがエラーを生んで危険が増幅していくというイメージから、「スノーボール・モデル」と呼ばれます。
(引用:株式会社日立システムズ)
1つの雪玉が、転がって、周りを巻き込んで大きくなっていく、それが「雪だるま式」というモデルです。
300➡29➡1のように、収斂していく。
それは「雪だるま式」ではありません。
問題をよく読めば、これは「スノーボールモデル」つまり「雪だるま式」の説明になっていない、だから「ハインリッヒの法則」の説明であると、解答することができるわけです。
「考える」から間違う
完全に分からない問題は、考えるだけムダなこともあります。
例えば下記のような問題。
キャリ魂太郎の誕生月は、下記のうちどれか。
1.1月
2.3月
3.8月
4.10月
このような問題を、「うーん、こういう文章を書く人は 1月が多いかな…」など考えるのは、よっぽどの能力がある人以外は無意味です。
こういう問題は「考えない」。
知らなければ、分かるはずがない問題は考えるだけムダです。
そういうときは、考えずにさっさと次の問題に移るわけですね。