このエントリーでは、キャリアコンサルタント学科試験での頻出論点である、「キャリア・インサイト」について、キャリ魂塾のオリジナルテキストを用いた解説を行っています。

キャリア・インサイトとは

利用者自身がコンピュータを使いながら、職業選択に役立つ適性評価、適性に合致した職業リストの参照、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステム (Computer Assisted Careers Guidance System)。

キャリアインサイトの4つの機能

① 適性評価機能(適性診断コーナー)
② 職業情報の検索機能(職業情報コーナー:EC コース、MC コースともに共通)
③ 適性と職業との照合機能(総合評価コーナー)
④ キャリア・プランニング機能(キャリア・プランニングコーナー)

キャリア・インサイトの構成と内容

キャリア・インサイトには様々な機能が用意されているが、必ずしも全ての機能を使う必要はなく、利用者のニーズにあわせて、好きな機能を使う。

オープニング画面、利用者登録画面の後に、EC コースとMC コースに分かれており、どちらのコースを利用するかは、利用者の年齢や職業経験を考慮して決定する。

キャリア・インサイト対象者と傾向

1.対象者
① キャリア・インサイト EC:18歳から34歳程度の若年者で、職業経験が無いか、経験が少ない方。
② キャリア・インサイト MC:35歳から60歳代程度で、職業経験のある方。

2.傾向
若年者:システムの中心的な機能である適性診断コーナーの4つの評価を実施する人が多くみられる。

中高年齢者:過去の職種にこだわりすぎるあまりに、検討している職種が狭まっていることがある。
➡そういった場合は、検討する職種の範囲を広げるために活用する。

キャリア・インサイト利用方法

利用者は1人で問題なくシステムを利用できる。しかし得られた結果については、利用者と相談担当者が一緒に解釈することが望ましい。
➡この点は頻出!

キャリア・インサイトの注意点

キャリア・インサイトは、職業とのマッチングを目的としたシステムではないとされる点に注意。

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