第10回学科試験対策講座は全ての日程を終えました。
受講いただいた皆様、誠にありがとうございました。

さて、なぜ、名古屋城にエレベーター設置なのか。

学科試験対策講座でお伝えしていますが、改めて。

障がい者の社会参画:障害者差別解消法と障害者雇用促進法

障がい者の社会参画に関して、

・障害者差別解消法
・障害者雇用促進法

この2つの法律は、キャリアコンサルタントが絶対に押さえておく必要があります。

例えば、名古屋城の復元について、障がい者団体が天守閣までのエレベーターをつけるべきだと求めていますよね。

それに対して「文化財として、当時に忠実に復元する」ため、エレベーターはつけられないという考え方があります。

個々人の考え方は人それぞれであり、思想を強制することはありませんが、障がい者の方が、なぜこのような求めをしているのか。

それはしっかりと考え、理解をする必要があります。

キャリ魂太郎の講義

キャリ魂塾の学科講座ではこう説明しています。

障害者差別解消法第2条
社会的障壁:障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。以下略(第2条)

つまり、今回の問題は「名古屋城復元は、できるだけ築城当時の名古屋城に近づけて復元する」という「文化財の復元の在り方」すなわち「そういう価値観・観念・考え方」こそが、障害がある方が、日常生活又は社会生活を営む上での「社会的障壁」となっていると考えるわけです。

文化財の復元に関して、「障がい者を排除するような復元の仕方が正しいとする価値観」それこそが「社会的障壁」だと。

そう考えれば、「名古屋城の復元にはエレベーターが必要」と求めることは、十分に納得・理解できるはずです。

「歴史的遺物、文化財の「復元」には、障がい者の利用・使用等の視点を含めて行う。」

こうあるべきだ、ということなんです。

障がい者の方が、無理難題を言っている、ごねていると考えるのは素人考えです。

彼らは「法律に基づいた考え方に立った、文化財(名古屋城)復元」を求めているだけです。

法律を読むことで、クライエントの考えていることを理解することができるかもしれない。

こういったアプローチが出来ることも、「キャリアコンサルタント」として重要ではないでしょうか。

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