このエントリーでは、キャリアコンサルタント学科試験対策として、平成30年度「過労死等の労災補償状況」のうち、「精神障害の労災補償の状況」をピックアップしています。

※本エントリーの資料は全て、平成30年度「過労死等の労災補償状況」のうち、「精神障害の労災補償状況」によるものです。

※令和元年度「過労死等の労災補償状況」は令和2年6月26日に公表されていますが、第15回学科試験に出題されるか、時期的に非常に微妙なため、本エントリーでは、平成30年度をご紹介しています。

平成30年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害)のポイント

キャリコン学科試験出題予想問題:平成30年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害)

本エントリーを読み終えると、キャリコン学科試験で出題が予想される、下記の平成30年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害)の問題が解けます。

平成30年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害) 予想問題 難易度:普通
平成30年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害)について述べた下記の選択肢のうち、謝っているものはどれか。

1.平成30年度「過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害の労災支給決定件数は平成30年度から41件減少した。
2.平成30年度「過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害の労災支給決定件数が一番多い業種(中分類)は、道路貨物運送業である。
3.平成30年度「過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害の労災支給決定件数が一番多い職種(中分類)は、一般事務従事者である。
4.平成30年度「過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害の労災支給決定件数が一番多い年齢は、30~39歳である。

支給決定件数

465件
➡前年度比41件の減、うち未遂を含む自殺の件数は前年度比22件減の76件。

業種別(大分類)支給決定件数

①「製造業」82件
②「医療,福祉」70件
③「卸売業,小売業」68件

業種別(中分類)支給決定件数

業種別(大分類)の「運輸業,郵便業」のうち「道路貨物運送業」37件が最多。

職種別(大分類)支給決定件数

①「専門的・技術的職業従事者」118件
②「販売従事者」62件
③「事務従事者」と「サービス職業従事者」59件

職種別(中分類)支給決定件数

職種別(大分類)の「事務従事者」のうち「一般事務従事者」41件が最多。

年齢別支給決定件数

①「40~49歳」145件
②「30~39歳」122件
③「20~29歳」93件
➡40歳は「中年の危機!」

脳・心臓疾患編と併せて押さえる

平成30年度「過労死等の労災補償状況」のうち、「脳・心臓疾患の労災補償状況」は↓で解説しています。


今回の「精神障害」と併せて押さえておきましょう!