このエントリーでは、第11回国家資格キャリアコンサルタント学科試験において、疑義のある出題を考察しています。

※本エントリーでは著作権法上問題のない範囲の引用を行っています。

問21選択肢4

問30の選択肢2は下記のとおりです。

2.コンサルテーション(照会)とは、キャリアコンサルタント自身がある課題に対してより専門性の高い専門家に相談することをいう。

出典:第11回国家資格キャリアコンサルタント学科試験

※赤字強調はキャリ魂太郎による。

キャプラン(Caplan,G)の定義したコンサルテーション

一般的なコンサルテーションというよりも、やはりこの「対人援助職」としてのコンサルテーションを想定するのが当然と言えますので、ここではキャプラン(Caplan,G)の定義したコンサルテーションが通常は正解肢になると考えられます。


出典:精神衛生研究 第25号 ©国立衛生研究所

さらには、本資料の中で述べられている、キャプランの定義したコンサルテーションには4つのモデルがあり、本肢はその1つを述べているにすぎません。

「最も適切なもの選べ」という出題

ただし、本問は「最も適切なものを選べ」とされているため、他の選択肢と比較して「よりマシ」なものを選ぶことが求められます。

そのため、本肢に疑義はあるものの、(論外である1.4は別として、)3と比較してもまあ妥当と考えられなくもありません。

そのため、修正される可能性は極めて低いと思われますが、疑義を伝えることは今後の作問において無意味なことではないかと考えております。

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