このエントリーでは、キャリアコンサルティング協議会が指定試験機関として実施する、キャリアコンサルタント試験(キャリアコンサルティング技能検定試験)の実施に関する照会事項について、受験生の皆様への情報共有を行っています。

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コロナ禍における試験実施について

東京、大阪、愛知等を中心として、新型コロナウィルス感染症患者数が増加傾向にあることは、ご承知の通りです。

この状況で、2020年12月以降のキャリアコンサルタント試験(キャリアコンサルティング技能検定試験)の実施がどのように検討されるのか、キャリアコンサルティング協議会試験部に照会を行いました。

緊急事態宣言の発令が無い限り、試験中止・延期の可能性は低い

まず、「現時点では、緊急事態宣言の発令が無い限り、試験中止・延期は考えていない」との回答がありました。※

12月13日の技能検定試験は実施可能性大

西村康稔(やすとし)経済再生担当相は25日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)後に記者会見し、「この3週間で抑制していきたい」と訴えた上で、「これができないと、感染がさらに広がると、次のステージ4になると緊急事態宣言が視野に入ってくる。」と述べています。

つまり、約2週間後の12月13日の時点では、緊急事態宣言の再発令が行われる可能性は低く、1、2級キャリアコンサルティング技能検定筆記試験は、実施される可能性が高いということになります。

※「試験会場側の都合(別試験によるクラスター発生など)による施設利用中止の申し入れ」などがあった場合は、別途検討とのこと。

2021年1月以降のキャリコン試験実施は緊急事態宣言次第/h3>
「緊急事態宣言の発令が無い限り、現時点においては試験中止・延期は考えていない」ということは、逆に言えば「緊急事態宣言の発令があれば、中止・延期があり得る」ということです。

緊急事態宣言の発令が、イコール試験延期・中止とは明言されませんでした。

しかし、2020年6月の2つの試験中止が早々に発表されたことを鑑みると、緊急事態宣言発令により中止・延期となる可能性は極めて高いでしょう。

キャリコン試験は、試験会場が少なく、受験生の移動が多いこと、また面接ロールプレイ試験においては、飛沫感染のリスクが高く、緊急事態宣言下で実施することは難しいと考えられます。

なお、緊急事態宣言の発令後、速やかにキャリアコンサルティング協議会試験ウェブサイトにて、今後の対応をアナウンスするとのことですので、緊急事態宣言の発令があった場合は、こまめに各試験種(キャリアコンサルタント試験、キャリアコンサルティング技能検定試験)のウェブサイトをご確認くださいますようお願いいたします。

本エントリーに記載の情報は、2020年11月27日時点でキャリアコンサルティング協議会試験部に照会を行った回答であり、今後対応が変更される可能性があることをご了承ください。