資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


※本エントリーで解説している事例の公開については、キャリアコンサルティング協議会(以下「協議会」)試験部に、口頭(電話)にて確認し、問題ない旨の回答を得ています。

※キャリ魂塾では、JCDA実技試験は一切扱っておりません。

第14回キャリアコンサルタント面接ロールプレイ試験出題事例検討

これは、塾生からの面接ロールプレイ試験(以下「面接試験」)受験に基づいた情報提供によるものであり、当然記憶が定かではない部分もあります。

なので、「三田さん」と「三原さん」という「名前は違うが内容は同一」の相談者役が出題されたのか、記憶違いなのかは分かりません。

しかし、「サブマネージャー」と「店長」は気になりますね…

「サブマネージャーを打診された」

「店長を打診された」

当然、記憶違いの可能性はあるものの、協議会で問われる「相談者が相談したかったこと」のメインキーワードですから、「サブマネージャー」と「店長」の二通りが出題された可能性があります(相談者役にはどちらでもいいと伝えていたかもしれませんが)。

その他は、ほぼ同じです。

事例だけを見て、問いかけることを想定する

この事例を手渡されたら、しっかりと読み込み、問いかけることを想定します。

これが実務で言うところの「相談者と相談内容が当日に分かるケース」です。

私もそうでしたが、公的機関の相談員をやっていると良くあります。

なので、そんな「公的機関の1日相談員」になった気分で、事例を読み込みながら、クライエントを想定し、「理論」を使って「仮説」を立てましょう。

今回は、新型コロナウィルス感染症を吹っ飛ばすため、あなたも大好き「プランドハプンスタンス」で行きますね。

プランドハプンスタンスで、クライエントを「見立て」る

では復習です。

「プランドハプンスタンス(計画された偶発性)理論」では、「キャリアの8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」とされます。

確かに、今回のクライエントは、心の中では人事への異動を期待していた。

しかし、結果は予期しない「台湾への赴任」という出来事。

これを前向きにとらえる。

そのために必要な「行動指針」を5つ思い出す。

学科試験で勉強した成果を、ここでも発揮するわけですね。

思い出せない?

実務なら、もう受付にクライエントが待っている状態ですから、パッと思い出せるように勉強していて下さいね。

5つの行動指針

では5つ。

そう

好奇心
持続性
柔軟性
楽観性
冒険心

の5つですね。

好奇心があれば?
➡行くはず…なのに行かないのだから、好奇心が低下?

持続性は?
➡今まで努力し続けてきたことが、マイナスに作用していないか?

柔軟性は?
➡例えば、自分はこの10年の店長経験を活かして、絶対に人事がしたい!それ以外はちょっと…となっていないか?

楽観性は?
➡まあ、台湾でもなんとかなるっしょ、と思えない何かがある?

冒険心は?
➡30歳という年齢や10年という経験から、クライエントの心情を考えるとどうか?

5つの行動指針と対を為す、行動阻害要因からクライエントを見立てる。

この5つの行動指針と対を為す、クライエントの行動阻害要因は?

このセットが「ミソ」です。

5つの行動指針だけ覚えていても、理論としては不完全なんですね。

キャリ魂塾塾生は、テキスト心理編を開きましょう。(ページはそれぞれのお手持ちのバージョンで異なります)

キャリ魂塾生ではない方は↓でどうぞ。

海外への赴任…「学びへの諦め」はどうでしょう。

ありそうですよね…例えば「台湾語」を今から学んでも頭に入らないと「なぜか、思い込んでいる」とか。

「失敗への恐れ」は?

これも「今まで店長として順風満帆に来た。ここで躓きたくない」など、ありえます。

「状況の変化への恐れ」は?

30歳という年齢、また10年という経験が、知らず知らずのうちに、クライエントを保守的にしているかもしれない。

「未経験の不安」は?

彼女は海外で働いたことはあるのか?確認したいですね。

「保証のないことのためらい」は?

この話を受けて、ミスをしてもちゃんとフォローしてくれるのか?彼女は知っているのでしょうか。

これらが「行動阻害要因」です。

そして「行動阻害要因」が「ある」から、相談に来たわけですね。

だから、理論が使いこなせれば、1分で事例を読み込み、3分で「見立て」に基づく「問いかけ」を想定することもできます。

行動阻害要因に基づく「問いかけ」の例

1.飲食業は今、海外のアルバイトの方も多いと思いますが、三田さんのお勤めされている店舗では外国人の方はいらっしゃいますか?

2.会社に、外国語を学ぶのに際して、フォロー制度や手当の支給制度などはあったりしますか?

3.日本でも、今後ますます国内で働く外国人の方が増えるかと思いますが、日本人のマネジメントと、外国の方のマネジメントの何が違うと思われますか?

4.会社は、なぜ(海外経験のない)三田さんを、今回の新規出店に際して抜擢したのか、上司の方は何か言っていましたか?

協議会が「何を評価しているか」は、事前に説明される

察しの良い方は、もう気付かれたのではないでしょうか。

これらは全て、「クライエントの気づき」に繋がる「問いかけ」です。

試験官は、面接開始前に、あなたにどう伝えたでしょうか…?

「相談者の方の…」でしたよね。

そして、これが「プランドハプンスタンス」を使った「キャリアコンサルティング」(の一部)です。

「オウム返し」とは全く異なる、「各種キャリア理論」を使った「アプローチ」。

これが「学科で理論を勉強する理由」です。

あなたが三田(三原)さんの立場で考えてみて下さい。

ただ「オウム返し」されるのと、こういった「自分自身の内省に繋がる問いかけ」がある。

どちらが「あ~今日は相談に来て良かった」と思うでしょうか?

第14回事例進呈!キャリ魂塾では、事例報告を募集しています。

キャリ魂塾では、このように理論を使った解説をし、受験生の合格をサポートするため、実際に出題された事例の提供をお願いしています。

所定の項目を記載の上、提供して頂いた方には、第14回面せ試験で出題された事例をまとめたPDFを、後日進呈します(ダウンロードURLのご案内予定です)。

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法律と(キャリア)心理。

この2つを社会保険労務士、公認心理師という専門職の立場から、実務と理論で講義するのがキャリ魂塾の国家資格キャリアコンサルタント学科試験対策講座です。

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だから、キャリ魂太郎は1級キャリアコンサルティング技能検定学科試験も94点で合格。

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第15回以降のキャリアコンサルタント学科試験は、難化が予想されます。

これも「根拠」に基づいて解説するのがキャリ魂塾。

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