資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


このエントリーでは、第15回国家資格キャリアコンサルタント面接ロールプレイ試験(キャリアコンサルティング協議会実施分に限る。以下「面接試験」と表記するものは全て同様です)の面接事例について、受験される方の情報提供をお願いしています。

第15回面接試験事例をご提供頂いた方に、「第15回面接出題事例集」をプレゼント!

キャリ魂塾では、第1回から第14回まで、協議会が実施した全ての面接試験出題事例があります。

この全ての出題事例の分析により、概ね90%前後の高い合格率を誇っていますが、これもひとえに先輩受験生から後輩受験生へのバトンリレーの賜物と言えます。

キャリ魂塾の面接試験対策講座を受講された方のお手元に、厳選面接事例があるのも、4年間、絶え間なく続いてきた先輩受験生からのバトンリレーがあるからです。

面接試験対策講座を受講された方は、どうぞ後輩受験生のために、事例のご提供をお願いいたします。

ご提供いただきました方には、後日第15回面接試験出題事例のうち、ご提供頂いた事例をまとめたPDFをお送りさせて頂きます。

事例のご提供には、下記のWordファイルをご使用ください。

Download (DOCX, Unknown)

自分自身の経験でのロールプレイは試験対策に役立たない3つの理由

なぜ、過去出題事例がそんなに大切なのか。

養成講習では、主に「自分自身の経験」を用いた指導が行われてきたかと思います。

しかし、これは国家試験対策としては、全く意味を成しません。

その理由の大きなものは、下記の3つです。

・法律や労働市場状況が今とは全く違う
・国家試験の相談者役はクセが強いことがある
・試験で見落としてはいけない「ポイント」が設定されていない

理由その1:法律や労働市場状況が今とは全く違う

この理由が一番分かりやすいですよね。

私やあなたが経験したことは、既に過去のことです。

例えば、私の就職活動はまさに就職氷河期のピーク。

今の学生とは全く違います。

今は、VR(バーチャルリアリティー)グラスを使ったグループディスカッションや、ZOOMによる遠隔面接での立ち居振る舞いなど、求められる情報は大きく異なります。

クライエントの悩みに応えるためには、自分の経験という「古い情報」を元に面談を行っても、ラポールは築けません。

特に、協議会面接事例は、試験用に設定された相談者役であり、学科試験で学んだことが情報提供として使えることもあります。

例えば、「子育てをしているが、子育て中の母親への支援がある企業はどうやって探せばよいのか」といった悩みをお持ちの相談者役に対して、「くるみん」の情報提供を行うなどが可能です。

また、最近の面接試験では、非正規からの正社員就職(氷河期支援)や、治療との両立支援(腰痛を抱えた相談者)といった、国の考える相談者支援、実務色が強くなってきています。

これらの練習は、受講生の過去の経験を用いて行うのが難しいポイントです。

理由その2:国家試験の相談者役はクセが強いことがある

養成講習のロールプレイ相談者役は、受講生です。

つまり、受講生が受講生に対して相談者役をするのですから、例えばオウム返しに対して「それ、今言いましたよね」と怒ることはまずありません。

しかし、面接試験では●尻エリカばりに「別に」「特にないです」と言われることもあります。

その他、例えばたくさん喋って的を絞らせない、混乱させるといった相談者役もいます。

養成講習のように、多少無口に演技することはあっても、基本ハートフルな相談者ばかりとは限らないのです。

理由その3:試験で見落としてはいけない「ポイント」が設定されていない

試験では、リアルの面談ではまず考えられないような、「ポイント」が設定されていることが少なくありません。

この「ポイント」に受験生が気付き、またその気づいたことを面談に活用できるかが問われているような、そんな側面があります(もちろん絶対ではありません)。

しかし、私達自身の過去の経験で練習すると、そういった「ポイント」の設定が難しく、しかも養成講習のロープレは15分に満たない練習時間であることが多いため、そもそもそういった「ポイント」を設定した練習ができないのです。

協議会は「指導者研修」でも個人の経験を扱わない

その他にも、キャリ魂塾が「個人の経験」を面接試験対策に扱わない理由は多数あります。

驚かれるかもしれませんが、キャリアコンサルティング協議会は、「指導者研修」でも個人の経験を扱いません。

これは「個人のトラウマを想起・刺激するようなトラブルがあった場合、その場にいる責任者(講師=1級キャリアコンサルティング技能士)レベルでは対応が難しい」と考えているからです。

なおこれは、私が協議会の「指導者研修」で実際に説明されたことです。

協議会は「指導者として学びにきた人」ですら、個人の経験を研修レベルで扱うのはリスクがある、と考えているのです。

ではなぜ、養成講習という「標準レベルキャリアコンサルタント」の育成で、「個人の経験」を扱うのでしょうか。

このように、協議会と養成講習団体では、考え方が非常に乖離している部分があることも知っておきたいところです。

キャリ魂塾は全面接事例を分析、支援の「ポイント」を明らかにし、受験生の「不安」を「確信」に変えます。

キャリ魂塾では、これまで出題された全ての面接事例を分析し、その支援のポイントを検討しています。

その一例が、下記のエントリーです。

どれだけ複雑な事例でも、「試験問題」である以上、何らかのポイントが設定されていることが多いとキャリ魂塾では分析しています。

そういった「ポイント」は、単に事例だけを検討していても分かりません。

私自身が、何十回とその相談者役を演じ、相談者になりきって考える中で出てくるポイントもあります。

キャリ魂塾は、第16回キャリコン面接試験を「これなら合格できる」と確信を持ってチャレンジしたい受験生を、400名を超える先輩キャリアコンサルタントが受講し、実践してきた自信の証「キャリ魂塾メソッド」と「54点以下全額返金保証」でお待ちしています。