資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


このエントリーでは、「ダメなキャリアコンサルティング」の例として「マネーの虎」を挙げるとともに、「動画」で自らのロープレでの「態度」をチェックする必要性を解説しています。

「マネーの虎」を観ると「ダメなキャリアコンサルティング」が分かる

「ダメなキャリアコンサルティング」とはどういったものでしょうか。

それは『マネーの虎』を観るとよく分かります。



(出典:マネーの虎©日本テレビ)

頬づえ
訝しげな表情
背もたれに背を預けて話を聞く…

彼らはそれぞれ、ビジネスにおいて素晴らしい「経験」を持つ「虎」でした。

しかし、見事に誰一人、この回の相談者(抱き枕カバーをビジネスにしたいと相談)のビジネスの先見性を見抜くことはできませんでした。

それは、虎は自らの「経験」という「準拠枠」で、相談者のビジネスを「評価」し、相談者の内的専門性(オタク知識に基づくビジネス眼)を理解しようとしなかったからです。

もちろん、テレビ番組ですから、虎の態度、言葉に演出的な部分もあったでしょう。

しかし、結果は「ノーマネーでフィニッシュ」したにもかかわらず、その後この「抱き枕ビジネス」が大きな市場として育ったという現実です。

虎は(自らが出資するか否かの判断ということもありますが)「経験」という準拠枠で相談者を「オタク=気持ち悪い=ビジネスができるはずがない」と「評価」し、彼を「論破」しよう「マウントを取ろう」とすることに終始してしまい、「話を聴こう」とはしていませんでした。

ビジネスにおいても、消費者の嗜好の変化は激しく、また消費者の全ての行動を把握している人などいません。

なので、「経験」という準拠枠に基づいた評価やアドバイスは、あまり役に立たないわけですね。

※そういう意味では、「法的知識」や「統計」に基づいたアドバイスと「経験」に基づいたアドバイスは、全く異なる性質(専門性の有無)になります。

自分のキャリアコンサルティングを「動画」でチェックしよう

最近、キャリアコンサルティング協議会の面接ロールプレイ試験では「態度」の評価が厳しくなってきています。

試験回が一桁の時代は、態度でB評価だった方の多くが、「緊張」している方でした。

しかし、第10回以降、態度でB評価となる方が増えています。

合格報告も、それまでは「オールA」が多かったのですが、最近は1つはBという方が少なくありません。

なので、これまではICレコーダーやスマホで『音声』をチェックしていた方が殆どだったと思います。

が、これからは『動画』で『全て』をチェックするようにして下さい。

基本的に写すのは自分ですが、相談者役がOKしてくれれば、相談者役も入る形で撮影するのがベターです。

これによって
・表情を相談者と合わせているか
・「身振りなどのペーシング(ミラーリングと表現することもあります)ができているか
・相槌や前傾姿勢は適切か
をチェックできます。

しっかりと相談者とラポールを作る「態度」を身に着けるようにして下さいね。

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