本エントリーの内容は、キャリ魂塾メルマガを加筆したものです。
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※キャリ魂塾はキャリアコンサルティング協議会に特化しており、JCDAが指定試験機関として実施する、面接ロールプレイ試験は一切考慮しておりません。
Contents
キャリ魂塾のライブ空間「ロープレ組手」終了!
おはようございます。
協議会を受験された方は、お疲れさまでした。
第15回試験期間終了後に箝口令の解除(解除は試験機関ごとに異なります)ということで、夜を待ち、予告通りロープレ組手を6事例分行いました。
15分03秒あれば(2級事例なら20分あれば)、そしてキャリ魂塾メソッドに習熟すれば、例え未知の事例であっても、全事例に対して、目標・方策の提案ができ、同意が頂ける。
これをライブで体験頂けるエンターテイメント空間が、キャリ魂塾の「ロープレ組手」です。
第15回面接ロープレ試験 出題4事例講評
さて、第15回面接試験は、今のところ4事例ですが、下記のように分類しています。
氷河期支援×1 田村
定年後再就職×1 田中
若年者(安易な離職)×1 関
女性ライフプラン×1 斉藤
この4事例について、ロープレ組手でのロープレと講評を行っています。
・・・・・
そして、キャリアチェンジ事例については、家族に相談したか?という問いかけに対して
→した
→していない
と応答が違っています。
さらにこの事例、おそらくロープレ組手に参加された方、全員が驚かれたと思いますが「情報提供」ができるかどうか、これが問われている可能性があります。
もしそうなら、完全に「コンサルタント」としての「知識」が問われたことになり、協議会の「情報提供型」「解決志向型」への強い意思がにじみでているように感じます。
オープニングの相談を聴き終えた時点で、実務的には●●●●※だな、と気づき、それをロープレ中に情報提供するか、または、口頭試問の今後の支援で伝えるか、どちらかで「知っている」ことを試験官に伝えられれば、少なくとも加点は絶対にあり得る。
とは言え、養成講習では100%学んでいないことだし、社労士試験にも100%出題されません。
もちろん、公認心理師試験でも100%出題されません。
行政書士試験、中小企業診断士試験なら、出題される可能性は高いですね。
一般的なキャリコン試験受験生の場合、実務で携わっている人しか、多分ご存じないし、知っていても「試験という非日常空間で、聴くことだけを重視するように指導されていれば」、浮かびようがない。
とは言え、繰り返しますが、実務的にはほとんどの企業で行われていることです。
更に付け加えると、そうしないと堂々巡りに陥らせるような、そういうクライエント役だった感じなので、この「情報提供」すなわち「知識」をメインに据えた可能性が、5%くらいはあるかも。
※ロープレ組手にまだ参加されていない受講生がいるため、伏字です。
口頭試問は変わらず一安心
口頭試問は今のところ特に変更されていません。
なので、第16回試験を受験される方は、この点についてはホッと一安心ですね。
国家資格試験のロープレ事例そのものは、2級より難しいことも
実は、事例そのもののレベルは、2級よりも国家資格試験の方が、近年難しくなっています。
例えば、治療と仕事の両立は2級ですら出題されたことがありませんが、国家資格試験では既に出題されています。
確かに「合格率」だけで見れば2級の方が当然難しいのですが、事例の内容として見れば、国家資格試験の方が難しい。
加えて、国家資格試験は、2級と異なり、事例が事前開示されません。
この傾向はさらに強化され、ついに「ロープレがスタートして初めて、相談内容が明かされる」に至りました。
更に15分です。
なので、目標・方策の提案・同意まで進むとすれば、2級より難しい。
また、進んだところで「答えを急ぎすぎ」となる可能性もあります。
なので、そのあたりのさじ加減、そして養成講習の呪縛が解けていない受験生の現状を考えると、2級よりも合格率は高いが、2級よりも心理的障壁が高いと言える試験です。
情報提供力は「解決志向」に否定的な養成講習では身に付かない
今までの3事例を振り返ると、これまでの「聴く」ことができるかというカウンセラー的な試験から、「聴く」ことができた上での情報提供、「提案型」コンサルタント的な力が問われる試験になっていると感じます。
にもかかわらず、養成講習は、未だに受講生に対して「問題解決をするな」と否定的のようです。
キャリアコンサルティング協議会の場合、解決志向型でもオールA評価が取れますし、解決志向を勧めるコラムをサイトに掲載していたりします。
一部の講師の『思い込み』に基づいた指導は、あまり気にしなくて大丈夫ですよ❗️ https://t.co/7RtnUUPDhO
— キャリ魂太郎@返金保証付きキャリコン試験合格請負人 (@career_19) November 15, 2020
氷河期でも、例えば派遣社員の雇用安定措置や契約社員の無期雇用転換の知識、そしてそれらを知らないクライエントが多いのですから、協議会が情報提供力を重視するのは当たり前。
なのに、頑なにそれを拒むのは、もはや「エゴだよ!それは!」です。
協議会の「解決志向」については、下記エントリーで解説していますので、併せてご参考にして頂けましたら幸いです。
「話さない相談者」「威圧的な相談者」などはイレギュラーである
今回、いまのところ「あまり話さない相談者役」のご報告はありません。
キャリ魂塾でお伝えしているように、話さない相談者役などはイレギュラーであり、そんな事例を恐れるよりも、ベーシックな事例にきちんとにこやかに和やかに対応する。
その中で、話さない相談者役に当たっても、「なぜ話せないのか」と考え、対応力を身につけていく。
これが重要ということも、改めて実感頂けたのではないでしょうか。
「話さないクライエントを恐れるキャリアコンサルタント」ではなく 「クライエントが話さずにはいられないキャリアコンサルタント」をめざしましょう。
話さない相談者役への応答については↓でどうぞ
協議会出題事例を情報提供頂いた方に、第15回出題事例集をプレゼント!
キャリ魂塾では、受験生からの協議会面接出題事例を募集しています。
ご提供いただいた方には、第15回の出題事例集PDFをお送りしますので、ぜひ情報提供をお願いいたします!