キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、C.ロジャーズのカウンセリングをご紹介しています。

C.ロジャーズのカウンセリング

この動画は、youtubeの字幕機能が使え、また日本語翻訳機能が使えますのでご紹介しました。

「新版キャリアの心理学」で述べられた「聴く」と言うスタイル

この動画を観ると、渡辺三枝子先生が「新版キャリアの心理学」において指摘したように、「欧米人は、基本的によく話す」という傾向も、確かにと納得させられます。

この動画に登場する相談者、グロリアさんという女性ですが、割とセンシティブな内容(男性との交際など)について、お話をしているわけですが、結構話していますよね。

まあ、スタートの座り方から、いわゆる日本人的な感じではありません。

ソファーの背もたれに腕をかけて、「さあ、何から話しましょうか?」といった雰囲気です。

我々がイメージする「クライエント」とは、かなり違うのではないでしょうか。

だからこそ、ロジャーズは、「まず聴こう」としたのです。

クライエントがたくさん話すのに、カウンセラーまでたくさん話していては、上手くいくものも上手くいかないから。

それに対して、日本人はいかがでしょうか。

ちょっと消極的ですよね。

法律的な見解が知りたいとかならともかく、カウンセリングと捉えれば、大抵の場合、引っ込み思案な感じなのではないでしょうか。

特に良くあるのが、「何から話していいか分からない」というもの。

だからこそ、カウンセラーが適切な問いかけを行い、それに対して答える、というスタイルが自然ですね。

つまり、文字通りの「聴くだけ」を日本に当てはめて上手くいくはずがないのです。

…クライエントをなぜか「話さない」ものと思い込んでいるキャリアコンサルタントや、講習指導者がいますが、クライエントとは、基本的には話してくれるものです。

なぜ「クライエントは話してくれるのか」については下記のリンク先で解説していますので、またご参考にして頂けましたら幸いです。

実際のロジャーズとあなたが教えられたロジャーズの違い。

そしてこの動画と、あなたの思うロジャーズ像・・・同じだったでしょうか。

観れば分かりますが、

・別にオウム返しは多用していない。
・相手の話が終わる前に話をし始めることもある。
・自分の考えを述べている。
ついでに
・この動画を公開したことについて、訴訟まで発展する大問題となった。

クライエントの言葉にオウム返しをし、頷きと相槌がほとんどで、自分からは最低限しか話さない。

そうすることで、クライエントはまるで魔法にかかったように「十全に発達」する。

あと、クライエントのプライバシーに最大限配慮する。

そんな達人・聖人をイメージしていませんでしたか?

しかし、それは、もしかしたらどこかの誰かの「認知のゆがみ」によって出来上がった「イメージ」なのかもしれません。

少なくとも、私はそうでした。

このグロリアという相談者に対して行った、ロジャーズのカウンセリングは、ロジャーズが確か勝手に公開したため、アメリカでは、ネガティブなものとなっています。(下記で紹介した論文にもそのあたりのことが記載されていたのですが…現在は削除されて読めません。)

このyoutube動画も、アメリカの大学等では上映が禁止になってしまったそうですので、いずれは削除されるかもしれません。

「グロリアとロジャーズの出会いおよびその後の関係」という、このときのカウンセリングについて、グロリアの娘さんがコメントをした内容なども含めた論文もご紹介していたのですが、こちらも非公開になってしまいました。

この動画だけでも、早めに見ておいてくださいね。

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