理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、「逐語をよく読み、専門的な言葉を避ける。同時に噛み砕きすぎない」ことを解説しています。

専門用語に注意!「キャリアコンサルタントの共通言語≠世間の共通言語」である。

下記の文言は、キャリアコンサルティング協議会の論述試験で出題された逐語の一部です。

CC:そうですか、では家事や育児と仕事を両立して働き続けるために【空欄 B】について考えてみるのはどうでしょうか?

CL:確かに、そうですね。そのために私はどうすればいいのでしょう。

出典:キャリアコンサルティング協議会 国家資格キャリアコンサルタント試験ホームページ

この逐語記録を読んで、【空欄B】(以下、単に「B」とします)に当てはまる語句を入れるわけですが…

例えば、ここで

【ライフ・テーマ】

と入れてみたとします。

ライフ・テーマは、サビカスの提唱した、「人生の目標」的なものを指すわけですが、「【ライフ・テーマ】について考えてみるのはどうでしょうか?」と言われて、「確かにそうですね」と応答する人、どのくらいいるでしょうか。

むしろ、「ライフ・テーマ?それはどういうことでしょうか」という応答をされる方がまずほとんどでしょう。

では、【あなたの人生のプライオリティ】ではどうですか?

「は?」と応答されるかもしれません。

「ライフ・テーマ」でも、「キャリア・サバイバル」でも何でもいいのですが、我々が普段使っている言葉は、決して「世間一般に使われている言葉」ではありません。

マター
ペンディング
アーリーアダプター
エビデンスetc.

こういった言葉と同じく、VPIにしろキャリア・アンカーにしろ、キャリア・インサイトにしろ、一般的な言葉ではないのですから、まずは小難しい専門用語や具体的な名称は「封印」することが大切です。

せいぜいここでは「ライフ・プラン」や「キャリア・プラン」くらいが限界でしょう。

具体的にしすぎることにも注意!

逆に、かみ砕きすぎても、Bに対する応答と合いません。

例えば(語句とは言いづらいですが)、下記のような応答をBに入れてみるのはどうでしょうか。

「では家事や育児と仕事を両立して働き続けるために【ジョブ・カードという厚生労働省のおススメしている無料でダウンロードできる書式があるんですね、こちらを使って、私がZさんのお仕事の状況などを伺いますので、一緒に、これまでの仕事を棚卸しをしていくこと】について考えてみるのはどうでしょうか?」

と、ここまで書いてしまうと、「そのために私はどうすればいいのでしょう。」という言葉がむなしく響きます。

これだけ説明されたら、「自分がどうすればいいか」という問題はある程度解消していますよね。

つまり、「分かりやすすぎても、Bのあとの応答と合わない」んですね。

Bを埋める語句は、難しすぎず、具体的すぎないようにする。

Bに埋めて、不自然ではない語句は、一般的な社会人が知っていて、なおかつ「少しハードルが高い」つまり、具体的にはどうすればよいか分からない、言葉をチョイスする必要があります。

このあたりの匙加減にご注意ください。

ハロー・トレーニングなんて、普通の人は知りませんから、絶対に「確かにそうですね」なんて言ってもらえませんよ笑

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