このエントリーでは、キャリアコンサルタント論述試験(以下「論述試験」)受験に当たって、0.5のシャープペンシルと、0.3のシャープペンシルのどちらを使うか、メリットやデメリットについて検討しています。

シャープペンシルの芯の太さと文字の違い

下の画像は、0.5㎜と0.3mmの芯を使って文字を書いた場合、どれくらい大きさ、視認性が変わるかを比較したものです。

いかがでしょうか。

もし、あなたが「論述試験はキーワード加点方式」と考えているのであれば、キーワードを書けば書くほど点数が加点される可能性が高くなりますので、0.5mmよりも0.3mmのシャープペンシルを使う方が有利ということになります。

論述試験、1行の文字数は何文字くらいがベターか。

まず、大前提として「読みやすい字」でなければ、意味がありません。

小さくても、必ず「読みやすい字」を書くこと。

繰り返しますが、これが大前提です。

その上で、私の手元にある1級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の合格(60点到達)答案ですが、1行の文字数は…

MAX「58文字」です。

答案用紙の1行の長さは約16.5cmですので、58文字書こうとすれば、3mm以下の大きさの文字を書かなければならないことになります。

ちなみに、上の画像の0.3mmの「論」の字がちょうど3mmの大きさの文字ですね。

漢字はともかく、「の」など、ひらがなは2mmくらいでも書けますので、漢字を3mm、ひらがなを2.5mmくらいの大きさで書いていくと、55~58文字くらいで埋められる感じでしょうか。

キャリ魂塾では、1行40文字~を推奨しています。

1級試験は別として、国家資格試験や2級試験であれば、0.5mmのシャープペンシルで、40文字/行程度は欲しいところです。

30文字だと、ちょっと情報量が少ないですね。

例えば

【相談者の問題を4S点検で考えると、①CL1の「両親とは話したくない」という発言】

これで39文字です。

設問2は4行と考えると、しっかりと見立てるためには、40文字以上書くことを念頭に置いて練習をするのがベターですね。

ご参考になりましたら幸いです。