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このエントリーでは、キャリアコンサルタント論述試験対策として「清書をせず一発で決める」ことを解説しています。

国家資格キャリアコンサルタント論述試験は、2級論述試験よりも高得点が難しい?

国家資格キャリアコンサルタント論述試験(キャリアコンサルティング協議会の実施する論述試験を指します。また、以下「キャリコン論述試験」とします)は、2級キャリアコンサルティング技能検定論述試験(以下「2級論述試験」とします)よりも、多くの方にとって「高得点」が難しい試験です。

その理由は

・時間が10分短い
・ほとんどの方が初めての論述試験である
・知識と実務の両面から慣れていない

といった点があるからです。

必ず「一発で決める」ように練習をする。

特に、キャリコン論述試験は、2級論述試験よりも試験時間が10分短いことについて、注意をする必要があります。

2級論述試験では、問題用紙に答えを書いておいて、解答用紙に清書する時間が無いとは言いませんが、キャリコン論述試験では、この清書時間を捻出することはまず不可能です。

試験機関側としては、設問1及び設問3(1)について、2級論述試験よりも難度を下げることによって、10分短くても十分な時間が可能と考えている可能性があります。

しかし2級論述試験の場合、多くの受験生が既にキャリコン論述試験の受験経験があるのに対して、キャリコン論述試験は、この論述試験が(養成講習での論述試験がある場合を除けば)初めてのキャリアコンサルタント的な論述試験となります。

そういった点でも、2級論述試験よりも高得点を狙うことが難しく、基本的には「減点されない」=「ミスのない」答案作成が重要となります。

もっとも大きなミスは「時間内に書けない」こと

ミスのない答案作成の最も大きなハードルは、「制限時間内に書き終える」ことです。

どれだけ頭の中でしっかりとした答案が作成できていても、それを目の前の答案に書き表さなければ、点数は付きません。

そのため、まず「制限時間内に書き終える」ことが、キャリコン論述試験では最も重要なポイントになります。

そのためには「清書」をしている時間はないことを念頭に、「一発で決める」。

このことをしっかりと押さえて取り組むようにして下さい。