このエントリーでは、キャリ魂塾の「新形式国家資格キャリアコンサルタント論述試験」対策講座で使用する、論述模擬試験(ワーク)について、解説しています。
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キャリ魂塾の論述模擬試験の秘密とは?
キャリ魂塾の論述模擬試験の一部を公開します。
このように、本試験と同じ形式、ほぼ同じ文字数の模擬試験となっています。
しかし、それだけでは「模擬試験」として、何か特徴があるとは言えません。
キャリ魂塾の新形式対応国家資格キャリアコンサルタント論述模擬試験(対策講座)がどう変わったのか、解説していきます。
採点根拠(キーワード)の明示で得点への納得感がアップ!
これまで、実技試験の得点について、「なぜこの点数になるのか、納得できない」とお考えの受験生も多かったのではないでしょうか。
全てを明示することはさすがに難しいですが、キャリ魂塾では少しでも学習意欲を高めて頂くために、可能な限り、キーワード採点とし、その採点根拠も明示していくことにしました。
特に設問1は、【相談の概要】として、要約すべきキーワードを列挙し、受験生の多くが悩んできた「なぜこの点数なのか」が理解できるようになっています。
解答例だけでなく、点数の根拠を可視化、更に解説を加えることでより「結果への納得感」が高まります。
例えばこの模擬試験設問1の解答は…
Zさんは教育研修会社に入社、育休後に転勤打診があり転職、半年前から専門商社人事部係長。入社時に社長から「新しい風を」と言われ、新キャリアプランを部長に提案したが反対され、転職が間違いだったかと考えている。
本模擬試験設問1の採点キーワードをチェック!
特に設問1は、【相談の概要】として、「要約すべきキーワード」を列挙しました。
例えばこの模擬試験の採点キーワードは…
2点キーワード
・半年前から専門商社人事部係長
・入社時に社長から「新しい風を」
・新キャリアプランを部長に提案したが反対(取り合ってもらえない)
・転職は間違っていたのではないか(と考えている)
1点キーワード
・教育研修会社に入社
・育児休業後に転勤打診があり退職
・現在は採用と教育が主な業務
・職場づくり(が急務)
・話が違う/がっかり(どちらか、両方でも1点)
・前職で人材プログラムが無く歯がゆい
・外部人材活用
※なお、10点が満点となり、キーワードの合計点数が10点を超えた場合でも10点となります。
なぜ、解答と採点キーワードを公開したのか。
論述模擬試験の最終日は、2月14日です。
しかし、キャリ魂塾では、3回行う本模擬試験問題のうち、1回分をキャリ魂塾共進会で既に無料提供しており、また今回設問1のみとは言え、解答を公開いたしました。
なぜ、今後模擬試験を受験する方もいるのに、解答を公開したか。
それは、「解答を知ること」が重要なのではなく、「手が動かす=書けること」が重要だからです。
キャリ魂塾の論述試験対策講座は、現在、ワークスタイルに改めています。
なぜなら、準備をせずに受験しても、「手が動かない」からです。
白紙の解答用紙を提出したところで、何も意味はありません。
解答用紙を「キャリ魂塾メソッドを用いて埋める」こと。
これを設問ごとに行っていくのですから、「答えを知っていても良い」のです。
大事なことは、50分という制限時間の中で、しっかりと「書きあげられる」こと。
そのためには、「慣れ」が必要です。
答えを知っているから意味がない、のではありません。
答えを知っていても「書けない」のなら、模擬試験を受験した意味がないのです。
だから「答えを知った上で、手を動かす」、面接試験なら「口を動かす」。
これが第2回試験から、絶え間なくほとんどの受験生の「論述・面接試験対応力」を劇的にアップさせ、協議会実技試験のメインストリームを作り上げてきた、キャリ魂塾の「メソッド」なんですね。