このエントリーでは、第17回国家資格キャリアコンサルタント論述試験(キャリアコンサルティング協議会を指定試験機関として実施されたものに限る。以下全て同じ)の解答例を掲載しています。

あくまで一つの解答例であり、この解答でなければダメ、というものではありません。

学習にお役立て頂けましたら幸いです。

論述試験問1 解答例

Zさんは、現在短大で保育士を目指している。しかし何となく目指していたため、実習で実態を見聞し、子供が好きなだけでは大変、長く続けられるか不安など思うようになり、自信もモチベーションも低下、今後どうしたらよいか分からず相談に来た。(113文字)

論述試験問1 配点予想

Zさんは:1点
現在:1点
短大で保育士を目指している:2点
何となく目指した:2点
実習で実際を見聞し:2点
子供が好きなだけでは大変:1点
長く続けられるのか不安:1点
モチベーションが下がった:2点
これからどうしてよいか分からない:2点

その他の加点キーワード
勤務時間が長く、残業している先生も多い、土日の出勤もある、給与も低い
➡この部分は「例示」であり、いくつ書いても1点

モチベーションが下がった、自信がない、どうしてよいか分からない、やりたいことが分からない、何に向いているのかもわからない
➡これらの列挙されている感情は、いくつ書いても2点

姉の働き方は羨ましい:1点
自分は体を動かす仕事がいい:1点
保育士は(子供の成長を見守る)いい仕事:1点

10点満点のため、11点以上でも10点となります。

問1は、100文字~120文字で「要約」する。

問1は、100文字~120文字で、「どのような相談だったか」を概要として「ざっくりと伝える」ものです。

ここで必要になるのは「要約」スキル。

相談内容の分類時に、また後任者に引き継ぐ際に、5W1Hをしっかりと伝えられているか、分かりやすいかどうかを意識して書く。

つまりここでは「寄り添い」力≒要約力です。

第17回キャリアコンサルタント論述試験問2の解答例は↓でどうぞ

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