資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。
このエントリーでは、試験終了後にするべきことをお伝えしています。
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合否に関わらず、学科試験の見直しをする。その理由は?
学科試験について、自己採点するかしないか、色々な考えがあると思います。
私は、自己採点までは不要(するに越したことはない)ですが、少なくとも「分からなかった論点」や「迷った論点」などの復習は今日するべきだと思います。
その理由としては
1.今日は一番印象に残っており、記憶に定着しやすい。
2.学科と実技は別個に採点され、結果も別個である。
3.結果が良ければノリノリで面接に挑める。
4.結果が悪ければ、気分が「sageモード」のときでも一定のクオリティを発揮する訓練になる。
などが挙げられます。
特に1.と4.は重要です。
感情状態依存記憶
通常は、なかなか記憶に定着しにくい論点も、本番で分からなかった悔しさとともに復習すれば、感情状態依存記憶という効果により、定着・想起しやすくなります。
感情状態依存記憶:「悔しい」などの感情・気持ちが、再度その事象を体験したときに蘇れば、記憶もその感情・気持ちとともに想起される効果。
つまり、試験終了日は記憶のボーナスステージなのです。
このボーナスステージをスルーして、「お疲れさまでした。今日はゆっくり休んでください」とは私には言えません。
私の仕事は、あなたを「合格」にエスコートすることだから。
そして、あなたに合格後も、その知識を活用してほしいと思っているからです。
気分がsageの時でも面接のクオリティを保つ
学科試験の結果が悪いと面接に影響する、そう思われる方もいるかもしれません。
しかし自己採点をしなかったところで、面接試験の直前まで人生は何が起こるかわかりません。
また、合格した後、実務を行うにあたって、例えば買っていた株が大きく下がった、大損だ。
今日は面談止めよう…
なんてこと、しないですよね。
それではさすがにプロとは言えません。
どんな精神状態であっても、面接に臨む以上、一定のクオリティを保つ必要があります。
仮に、学科試験が68点だとしても相談者が来るのですから、笑顔で迎える。
これができるのがプロではないでしょうか。
仮に結果が良くなくても、そういったsageな気持ちでも相談者に向き合えるという経験になります。
学科と実技は別個に採点され、結果も別個である。
学科試験と実技試験は合算されません。
合算されないのですから、学科試験が仮に60点だったところで、実技には影響しません。
しかし、今日の時点で例えば「くるみん」が分からなかった。
復習をすぐにしていれば、仮に面接ロールプレイ試験の相談者が「シングルマザーでこどもを育てながら働くのに良い会社を探したいのですが…」と話し終えたとき、頭の中で「くるみん!」と思い出せる。
これが(少なくとも協議会の面接試験では)重要です。
協議会の面接試験では、あなたが分からなかった論点、記憶していなかった論点が、重要なキーワードになる可能性もあるのです。
だから、Twitterでも既にお伝えしましたが、こちらでももう一度言います。
今日、勉強せずにいつ勉強するのか?
テキストを開こう。
手を動かそう。
感情とともに脳漿に叩き込もう。
今日がその日だ。
(「リアル」©井上雄彦 集英社)
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本日はお疲れさまでした!
