資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。
このエントリーでは、4月4日を「キャリコンの日」に、そして4月をキャリアコンサルタント広報月間とすることについて、解説しています。
Contents
2020年以降、キャリアコンサルタントに必要となる学び
キャリ魂塾でご提供している、改正民法講座でもご説明していますが、この4月までに
・身元保証(契約)書の内容改定
・賃金債権の消滅時効時間延長に伴う労働時間管理の徹底
・退職条項の改定
こういった社内対応が必要になる企業も多いかと思います。
また、同一労働同一賃金、ハラスメント対応も急務です。
特に、同一労働同一賃金、均衡均等待遇は、キャリアの話とリンクしますし、リンクしていなければ「させる」必要があります。
この「均等・均衡待遇」について、しっかりと養成講習で指導されたでしょうか?
2019年後半以降の労働政策・労働市場の動き
2019年後半から、「資格を持った高齢者」の取り合いも始まりました。
会社や上司に「資格なんて無意味だ、勉強する暇があれば仕事をしろ」と言われていた労働者は、愕然とする時代です。
そして、有効求人倍率がいよいよ下降し始めたこと、ご存じだったでしょうか。
2018年9月の1.64倍をピークに、2019年11月は1.57倍に落ちています。
そうなんです。
資格という「分かりやすい『ポータビリティの高い知識・スキル』の証明」を持たない、ある意味では「知識・スキルの分かりにくい人」から、余り出す時代が、静かに近づいてきているんです。
だからでしょう。
(終身雇用制度の崩壊もありますが)国は、完全に副業推進に舵を切りました。
その証拠に
・(まず高齢者から)雇用保険資格取得が複数事業所OKに。
・労働時間通算による割増賃金は廃止の方向へ。
・高年齢雇用継続給付率低下へ。
こういった施策も予定されています(こういったことも、養成講習では学ばなかったと思います)。
この時代の流れに巻き込まれる我々の「キャリア形成」は、現在のAIでは到底対応できません。
「ヒト」の「気持ち」とどのように向き合うかが、改めて問われるからです。
「キャリアコンサルタントの日」と広報月間を作る
この「ニーズ」に応えられる専門家ときいて、イメージされるのはおそらく社労士でしょう。
Twitterでは、毎日のように「キャリアコンサルタントの認知度向上」を訴える声がツイートされています。
このニーズに、キャリアコンサルタントが応えられない状況がある。
それは養成講習のカリキュラムが時代にマッチしていないだけでなく、「対外広報」はほぼ手付かずで、テーブル活動等、内内の活動に終始しているからです。
今のタイミングで、キャリアコンサルタントをアピールすることが出来れば、今後大きな橋頭保となる。
今はそんな大事な、重要な時期にもかかわらず、今のところキャリアコンサルティング協議会、JCDA、ACCNその他団体に、キャリアコンサルタントが「時代の変化にマッチしたキャリア形成を支援する国家資格者」であることをアピールする動きはありません。
そこで、キャリ魂塾では先日もお伝えしたように、4月4日をキャリコン(CC)の日としてTwitterを中心に外部広報していきます。
4月という、社会人、学生にとって大切な時期にキャリアを考えて頂く1カ月としてご案内していくことで、組織と個人の双方にキャリコンをアピールし、よりよいキャリア形成に役立てて頂ければ幸いです。
