理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。
このエントリーでは、改正入管法講座終了後の懇親会をお伝えしています。
キャリ魂塾の大阪懇親会は、徳吉丸
キャリ魂塾の大阪講座懇親会は、土曜日の場合、徳吉丸です。
一度、テナントビルの漏水があり、完全リニューアルオープンとなりました。
廃業じゃなくて良かったです。
まずは、こちらの鱧をご覧ください。
私は今まで、鱧と言えば梅肉をちょっと付けた、よく言えば、骨がコリコリした上品な白いゴムのような魚という印象でした。
好んで食べるというよりは、季節だから食べる。
そういう、七草がゆのような存在とでも言いましょうか。
味にそんなに期待はしていない食べ物ですよね。
魚で言えば初ガツオ的と言いますか、確かに初夏だし、鱧の季節だよね、という感じで注文したわけです。
しかし、この鱧、一切骨を感じないの。
フワフワなの。
身が花のように開いており、つゆと一緒に食べる、まるで細かく裂いたマシュマロ的な食感といいましょうか、とにかくフワフワ。
鱧にも、骨切り以外、骨を全て抜いて調理するという調理法があるという知識は、私も将太の寿司か何かで読んで知っていますが、これがそれか?それなのか?
というまさかの鱧。なんだこれは。
鱧の概念を壊す鱧。
かくありたい。
これは徳吉丸の看板ですね。
カツオのたたきです。
醤油が旨いんです。
「うまい」という言葉は「あまい」という言葉が変化してできたとも言われますが、この醤油は「あまくてうまい」んですね。
普通、関西でカツオのたたきと言えば、ポン酢ベースのあっさりショウガ的なイメージだと思いますが、この醤油は九州的な感じ。
甘さに加えて、にんにくが本場土佐のかつおのたたきと聞ちゅうが。
と心は既に坂本龍馬に思いを馳せる。
あなたを幕末志士にしてしまう、そんなかつおのたたきがこれ。
こちらは車海老の天ぷら。
皆さん、クルマエビの頭とか尻尾、さらには脚とか、食べます?
私は食べません。
よくこの辺りは、ネットでも、食べる食べない論争が発生します。
例えば、しじみのすましや味噌汁に入った、しじみの身を食べる食べないとかもそうですね。
私は、エビの頭と尻尾を食べたことはなかったんですよ。
で、頭が天ぷらで別途このように提供されているのですが、確かに、頭にも一部、身はついているので、それはかぶりますよ。
うん、うまいわ。やわらかい。
あれ、前の方の頭を見ると、さらにかぶっている。まだ食べれるのか、ふむふむ
さらにかぶる。うまいわーこれエビみそかしら。やわらかいわー。ふむふむ。
もしかしてまだ食べられるの?
ぱく。うまいわー。やわいわー。
頭完食。なにこれ。
もしかして、尻尾も食べられるの?
ぱく。カリカリ。
これがもしかして、本当のエビせん?ナニコレエビやん。
確かに尻尾だけでもエビはエビだ。
私はいままでエビを食べずに捨てていたのか?
哲学的過ぎる。しかし尻尾もエビなんです。確かに。
だから尻尾もエビの天ぷらなのか!そんな尻尾。
脚は?
サクサクサクサクサクサク
ナニコレ脚よ?これ脚よ?
なんでこんなうまいん!?
かっぱえびせんは確かに美味い。しかし、余分な味が含まれるのもまた事実。
しかし、これは純粋にエビ。
純粋なエビせん。確かに食べたことがないですよ、そんなもん。
エビまるごと一尾が皿からその存在を完全に消す。
あなた、そんなエビの天ぷら、食べたことありますか?
私は昨日食べました。
そんなわけで、徳吉丸さんに行くたび、毎日食べてきたはずの「食べ物」に、新たな発見をさせて頂いております。
何でしょうね。
ご一緒した受講生の方の「幸せですね」という言葉が思い出されます。
人を幸せにする料理。
料理も非言語コミュニケーションなんだな。
大阪や東京にお住まいの方は、日本中の食べ物が集まっていると思いがちですが、とはいえ、日本にはまだまだ見知らぬ美味しい食べ物があるんだろうなぁと、日本中旅行したくなる、そんな「発見」を与えてくれるのが、この徳吉丸さんなんです。