キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、2級キャリコン面接事例解説を行っています。

税理士試験合格を目指すか、就職活動を行うか、迷っている学生

この土曜日は、キャリアコンサルタント試験合格者限定の、ロープレ勉強会(&試験・実務情報交換)を行っていました。

実を言えば、ぶっちゃけ私も数時間くらいは税理士受験を検討したことがあります(司法試験、司法書士、海事代理士、土地家屋調査士、公認会計士(日本・米国)、税理士(日本、米国)、中小企業診断士、マンション管理士など、検討だけは多数しております…)し、周りには多数の税理士の方がいましたので、多少は詳しいわけですが…

この試験においては、そういった知識はマイナスに働く可能性も十分あります。

また、一般論として、「専門知識を横に置く」のであれば、「税理士試験の一部科目が大学院等の要件を満たすと免除されること」や「税理士登録における実務経験」などはあまり重視されないものと思われます。

つまり、2級であろうが、国家試験であろうが「資格試験合格」を目指すかどうかを迷っている相談者の場合、必要なことは「その資格試験合格への知識」ではない。ということです。

確認しておきたいこと

まず、私が受験生なら、一旦自分が持っている税理士試験の知識は横に置きます。

その上で、
「なぜ税理士試験を受験しようと思ったのか(税理士になりたいから税理士試験を受験するとは限らない)。」
「なぜ5科目を2年で合格するというスケジュールを立てたのか。」
「今回の結果を受けて、家族などはどう反応したか」
「もし、就職をするとすれば、どのような業界、職種、企業に興味があるのか」

こういった点については、聴いておきたいところです。

2年での税理士試験合格は元々かなり厳しい。

特に、税理士試験は5科目合格を目指すならば、2年での合格は無理とは言わないまでも、かなり厳しいものです。

なぜ、そのような理想的(厳しく言えば甘い)な計画に基づいて受験生活を始めたのかは、気になるところですね。

税理士試験スケジュールから考えれば、今年の試験合格は絶望的。

また、税理士試験は通常8月上旬であり、結果が出るのは12月中旬です。

相談月が1月ということであれば、この4カ月間何をしていたのかも気になりますし、仮に1月中旬以降に税理士試験4科目合格に向けて気合を入れても、2年での合格は絶望的です。

1年で4科目合格はまず絶望的

どれだけ本人が受験に前向きになったところで、前年度に1科目しか合格しなかったのであれば、大学生活と並行しつつ、半年で4科目合格することはあり得ません。

そのような甘い試験ではないからです。

概ね、税理士試験1科目の合格に必要な勉強時間は、600~1200時間と言われています。

どの科目を合格しているかわかりませんが、4科目残していると5,000時間近い学習量が必要なのに、もう1月ですからね…

半年で4,000~5,000時間の勉強は、現実的ではありません。

ちなみに、試験種は変わりますが、司法書士試験に半年で合格したという講師の方は、1日16~17時間勉強したそうです。

東大主席卒業で弁護士の山口真由さんも、似たような勉強量ですし、ちょっとマネをしようという気持ちも起こりません…

なお、私の勉強時間最高記録は、平成14年のGW5日間で50時間が最高であり、それ以来1日8時間以上勉強できた記憶がありません…

現実的なキャリア・ルート

つまり、今回の相談者の「現実的な」キャリア・ルートは

1.税理士試験合格のスケジュールを見直し、働きながら合格を目指す。
2.同様に、大学卒業後は専業受験生として、合格を目指す。
3.税理士試験を諦めるかどうかは別として、一旦就職する。

ということになります。

両親はどう考えているのか

このキャリア・ルート選択にあたっては、やはり「両親の考え」も多少は考慮すべきでしょう。

生活費を援助してでも、相談者の税理士短期合格を援助したいと考えているのか、逆に今回の結果を受けて、就職するようにと考えているのか…

知りたいですね。

税理士事務所への就職は、科目合格者なら基本的にいつでも可能

そして、「税理士になりたい」という強い思いがあるのであれば、今のところ税理士事務所への就職自体はそれほどハードルが高いものではありません。

特に、科目合格者であれば、その門戸はさらに広がります。

加えて毎年、夏の試験前には、税理士試験に本腰を入れたい方の退職が発生するという季節的な需要が生じています。

そのため、税理士事務所への就職を希望するのであれば、夏からでも就職は可能だったりしますし、元々税理士事務所(会計事務所)は、定着率の高い業界ではない(税理士の方、すみません!)ため、アルバイトや税理士事務所で実務経験を積みながらの受験勉強は、本人がその気であれば可能です。

ただ、その場合、短期合格はかなり厳しくなります。

また、大学生ということも考えれば、「就活に失敗した」という思いを抱く可能性は少なくありません。

なので、やはり「なぜ税理士試験を受験しようと考えたのか」は非常に重要なポイントだと思います。

就活ルールの廃止はそこまで気にしなくてOK

なお、来年度から就活ルール廃止というニュースがありましたが、これ自体はすぐに大きな影響が出るとは考えにくく、あまり気にする必要はないと考えています。

受験される皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。

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