失敗を乗り越える、アンソニー・ロビンスの言葉

試験結果がお手元に届いて、早2週間が過ぎようとしています。

あなたがもし、今回の試験やその他不本意な結果があったなら、ちょっと2分ほど、このエントリーに目を通してみて下さいね。

コーチングの世界では、第一人者の一人として、非常に有名な「アンソニー(トニー)・ロビンス」。

彼がその著書である「世界NO.1カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法」で、こう述べています。

ここである男の一生を見てみよう。この男は、

二十一歳で事業に失敗する。
二十二歳で選挙に落選する。
二十四歳でまたもや事業に失敗する。
二十六歳で恋人の死の悲しみを乗り越える。
二十七歳でノイローゼになる。
三十四歳で下院議員選挙に落選する。
三十六歳で下院議員選挙に落選する。
四十五歳で上院議員選挙に落選する。
四十七歳で副大統領候補になりそこなう。
四十九歳で上院議員選挙に落選する。
五十二歳でアメリカ合衆国大統領に就任する。

この男とは、エイブラハム・リンカーンである。
もし彼が、いくつもの不幸な出来事を失敗と考えたなら、大統領になることはなかっただろう。

(引用:「世界NO1.カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法」アンソニー・ロビンス著 本田健訳 三笠書房)

大統領に就任するまでに、取り上げられている出来事だけで10個あります。

リンカーンが、恋人の死に打ちひしがれ、世を儚んでいたら、彼は大統領にはなっていなかったわけです。

この人は、本当に「人を話に惹きつける」のが上手だと思います。

試験までの7カ月をどう過ごす?

第14回キャリアコンサルタント試験に不合格だった方も、両試験機関併せて、ざっと1,000人くらいはいるでしょう。

1,000人の合格したい気持ちは、合格された方と同じかそれ以上だったはずです。

しかし合格したいという「気持ち」だけ、では合格しません。

引き寄せの神様だって、ノートに「合格する」と書いただけでは、内観療法と森田療法の違いすら授けてはくれないのです。

手を動かす。

口を動かす。

目を動かす。

身体を動かす。

頭を働かす。

自らの経験を傍らに置き、話を聴きつつ自らを観察する。



(引用:「リアル」井上雄彦 集英社)

更に言えば、合格したとしても、耳を、口を、手を、目を、頭を、全て動かし続けなければ、身に付けたはずの知識も技術もいつの間にか消えていくわけですね😢

合格者の半数くらいは、資格を活かせないという話もある。

そんな資格ですから。

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