キャリコン試験対策：ヤン・ウェンリー戦略論から考える試験必勝法 | 国家資格キャリアコンサルタント試験対策講座なら全額返金保証制度のキャリ魂塾！

キャリ魂太郎です。

明日は平成30年度後期の１、２級学科試験＆論述試験ですね。

ここで改めて、試験対策として何が必要かを、ヤン・ウェンリーの戦略論から考えていきたいと思います。

Contents

1 ヤン・ウェンリーの戦略論：合格必勝論
- 1.1 受験における「補給」と「整備」
2 ヤン・ウェンリーの戦略論：能力論
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ヤン・ウェンリーの戦略論：合格必勝論

トリューニヒト「君にとっての必勝の戦略とはどういうものかね？後の参考のために是非聞かせてくれないか？」

ヤン「まず、敵に対して少なくとも６倍の兵力を揃え、補給と整備を完全に行い、司令官の意思を過たずに伝達することです。勝敗などというものは、戦場の外で決まるものです。戦術は所詮、戦略の完成を技術的に補佐するものでしかありません」

出典：銀河英雄伝説©田中芳樹　らいとすたっふ

これを試験に当てはめて考えると「必勝の戦略」＝「合格するための勉強法」ということになりますね。

次に「合格するための勉強法」とは、「敵（試験）に対して６倍勉強する。知識の記憶（補給）と整理、そして更新（整備）を行い、問題を正しく理解し、答えを把握する」ことになります。

受験における「補給」と「整備」

補給と整備をもう少し広げて考えてみることもできます。

「補給」はお金ですね。

受験生活、教材を購入するための資金なども当然検討が必要です。

そして整備。

整備の最たるものは、自分自身の健康管理です。

また、「整備」には環境を整えるということも含まれます。

家族や職場とのコミュニケーションを密にし、協力的な雰囲気を醸成することも大事ではないでしょうか。

こういったことを総合すると「合否などというものは、試験会場の外で決まるものであり、当日の試験テクニックは、所詮、点数を多少上乗せするものでしかない」となるかと思います。

ヤン・ウェンリーの戦略論：能力論

トリューニヒト「なかなかに達見だが、すると君達軍人の戦場における能力は問題にならないのかね？」

ヤン「戦略的条件が互角であれば、無論軍人の能力は重要です。ですが、多少の能力差は、まず数量によって補いがついてしまいます」

トリューニヒト「戦いは数でするものではない、とは考えないのかね？」

ヤン「そんな考えは数を揃えることができなかった者の自己正当化に過ぎません。少数が多数に勝つのは異常なことです。そのような奇蹟を最初から当てにされて戦争を始められたら、前線に立つ者はたまったものではありません」

出典：銀河英雄伝説©田中芳樹　らいとすたっふ

根本的に合否を分けるのは「能力ではなく勉強量」ということです。

なので敵（つまり試験）とあなた（自軍戦力）の双方の理解が不足している人（例えば上司ですね）は、「君なら残業しながらでも、ちょちょっと勉強すれば合格するんじゃないの」とか無責任なことを言うんですね。

そして、奇跡を期待して戦争を行うことを「愚行」と言います。

受験で言えば、勉強せずに合格することはありませんし、合格してもそれは「奇跡」でしかありません。

学科、論述、面接ロープレ…試験の種類を問わず、確実に合格するために必要なのは、能力でも運でもなく、「勉強（演習）量」です。
（もちろん出題されない論点や相談事例をいくら勉強・演習してもムダであることは言うまでもありません）

また、奇跡的に合格したところで、能力がないのですから「維持」や「活用」ができません。

戦争でもそうですね。

奇跡的に勝利したところで、戦後処理や拠点としての維持管理が困難になります。