資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


私、キャリ魂太郎は「キャリアコンサルタント」が、今後最も「食える」資格であると考えています。

なお、キャリ魂塾はキャリアコンサルタント養成講習を開講していません(更新講習のみ開講)。

つまり、キャリアコンサルタントを志望される方が増えたところで、直接的な利益はありません。

受験生が増えれば、多少間接的な利益はありますが、それは当然です。

だって、「食える」資格だと思っているからこそ、受験生の合格を支援しているのですから。

その上で、このエントリーは、世間の圧倒的多数意見である「キャリアコンサルタントは食えない」に反論するものです。

キャリアコンサルタントが「食える」資格である、5つの理由

日本には、国家資格、公的資格、民間資格を合わせると、万を超える資格があると言われます。

特に、民間資格は日々生まれており、玉石混交となっています。

そういった中で、キャリアコンサルタントを「資格」としてみたとき、他の資格と比べると、下記のような大きなアドバンテージがあります。

1.キャリアコンサルタントは、日本という国が一定の知識・スキルを試験(評価)している「国家資格」である。

2.キャリアコンサルタントは、職業能力開発促進法上、信用失墜行為の処分のほか、「相談者に限らず訴えが可能」な「法定の守秘義務」まで規定されている、他の国家資格と比べても非常に厳しい資格である。

3.少子高齢化に伴い、「キャリア」≒「社会参画し続けること」が非常に大きな課題となっており、この国家的課題の解決のために創設された、唯一の国家資格である。

4.職業人生の長期化に伴い、「キャリア」≒「社会参画し続けること」が大きな課題となるなか、この課題にミートし得る、唯一の国家資格である。

5.企業及び個人が、「働き方」について相談し得る、唯一の国家資格である。

今や、少子高齢化は「国難」とまで表現されていることは、あなたもご存知の通りです。

キャリアコンサルタントは、この「国難」を解決するために創設された資格ですから、本来「食えないはずがない」、いわば「国策」資格なのです。

株取引をしたことがある方なら、「国策」銘柄の魅力が分かりますよね?




キャリアコンサルタントが「食えない」資格とされる、5つの理由

しかし、現実にはキャリアコンサルタントが、「食える」資格だと思われる方は少ないでしょう。

なぜそうなってしまったのか。

あくまで私個人の考えですが、下記のような理由が考えられます。

1.国民の危機感がまだ低い。(まだ時間がかかる)
2.国の危機感がまだ足りない。(予算がついていない)
3.キャリアコンサルタントに求められる実務的な知識・スキルと、養成講習カリキュラム及び実技試験との乖離が大きい。(養成講習カリキュラム自体も実技試験と乖離がある)
4.養成講習カリキュラム及び実技試験が実務と乖離しているため、キャリアコンサルタント自身の仕事理解も十分ではないことが多い。
5.企業及び国民へのキャリアコンサルタント制度の広報不足

この責任は、はっきり言えば全て、国や厚生労働省にあります。

まとめると「広報がないようなもの」であり、国民の危機感がまだ低く、「本当にキャリアコンサルタントに求められている知識・スキル」が学べる養成制度がないからです。

「本当にキャリアコンサルタントに必要な知識・スキルが学べる」。

そんなアドバンスド・キャリアコンサルタント養成校として、この「キャリ魂塾」があると言っても過言ではありません(まだまだ道半ばですが…)。

※ちなみにキャリ魂塾では、4月4日(CC)をキャリアコンサルタントの日として、学生や社会人にとって重要な4月をキャリアコンサルタント広報月間とすることにしました。

キャリアコンサルタントが「食える」証明

では、私がここで「キャリアコンサルタントが「食える資格」であることを証明したいと思います。

あなたやあなたの周囲の人が、サンプル事例において、キャリアコンサルタントに「お金を払って相談しても良い」と思えば、それが「食える」証明です。

例えば、あなたが「現在50代後半のフルタイムで働かれている女性」と考えてみて下さい。

現在50代後半の方は、少子高齢化していく日本社会の中で、団塊の世代、団塊ジュニア世代に次ぐ、非常に大きなボリュームのある世代です。

そして、日本では「60歳定年」がまだまだ主流であり、その後「再雇用」があるものの、収入が下がることがほとんどです。

そういった現在の雇用慣行と合わせて、例えば下記のような制度があります。

1.高年齢雇用継続給付
2.基本手当(簡単に言えば失業保険)
3.再就職手当
4.教育訓練給付金
5.老齢年金(在職老齢年金)
6.各企業の70歳までの就業確保措置(努力義務、閣議決定)

こういった様々な制度があり、退職も含めた選択によって、金銭的に大きな差(数十万円~)が生じてきます。

つまり、「損得」が発生するわけですね。

では、一つお伺いします。

「あなたが最も『トク』をする『働き方』は、誰が教えてくれますか?」

会社?

そんなはずありませんよね。

社会保険労務士?

確かに、社会保険労務士がその悩みに応えてくれる存在であることは間違いないでしょう。

ファイナンシャルプランナー?

良いですね。

ファイナンシャルプランナーも「トク」をするかどうか、教えてくれる専門家です。

しかし、社会保険労務士もファイナンシャルプランナーも「働き方」つまり、あなたの「ライフスタイル」の専門家ではありません。

何を言っているのか?

では、もう一つ考えてみて頂けますか?

「あなたが最も『トク』をする『働き方』、それがイコール『あなたが最も幸せな働き方」でしょうか?」





そう、「最も『トク』をする『働き方」と、最も『幸せ』になれる『働き方』はまた別の問題です。

社会保険労務士も、ファイナンシャルプランナーも、あなたが「最も幸せな『働き方』を一緒に考える専門家」ではありません。

今のケースで言えば、あなたにとって「定年後最も『トク』と考えられる『働き方』」。

そして、あなたが「定年後最も『幸せ』と考える『働き方』」。

この2つを「合わせて」、そして「一緒に」考える。

それが、「キャリアコンサルタント」が担っている仕事(のひとつ)です。

改めて、あなたが今、59歳の女性としましょう。

最後の質問です。

年金も含めたこの先の30年の人生、「最もトク」そして「最も幸せ」な「理想(に近く、実現可能性の高い)のライフスタイル」を、あなたと共に考える「専門家(国家資格者)」がいます。

この相談費用は、1時間5000円~10000円です。

もったいない、払いたくないと思いますか?

更に言えば、こういった専門家は、人手不足の中、福利厚生や従業員満足度を上げたい企業にとっても、必要な存在ですよね。

そして、今回のケースで言えば、「フルタイムで働く定年前の女性」全員に同じ問題が発生するのです。

例外なく、全員です。

もうお分かりですよね。

そういうことなんです。

あるyoutuberの動画で、ファイナンシャルプランナー、そしてキャリアコンサルタントが、「最も食えない資格TOP3」と紹介されたそうです(最後の1つは確か、ITパスポート)。

それは、本当に有難いことです。

だって、志の低い競争相手を減らしてくれているのですから。

併せて読みたい、「キャリアコンサルタントが食えない理由」。

2018年の人気エントリーです。