理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。

このエントリーでは、統計は過去問、そして前日と当日の勉強で十分という勉強法をご紹介しています。

第11回国家資格キャリアコンサルタント試験での統計出題は5問。

第11回国家資格キャリアコンサルタント学科試験をみてみると、統計での出題はほぼ5問です。

ほぼ、というのは、問15は解く必要がないからです。

満点を取らなければ合格しない試験でもありませんし、点数が上位の方から合格する競争試験でもありませんので、問15のような問題は、運を天に任せるという「割り切り」が大事です。

このような問題に不安になるくらいなら、レビンソンやシャインの発達論点を押さえる方が有益です。

なので実質的には、問1、問17、問22、問24、問50が統計・白書分野の5問ですね。

過労死等の労災補償状況(厚生労働省)はボーナス問題

過労死等の労災補償状況って、ボーナス問題なんです。

例えば、2019年度、精神障害による労災認定件数が500件だったとしましょう。

2020年度、50件になることはあるでしょうか?

ありません。

逆に、5000件になることはありますか?

同じくありません。

つまり、毎年ほとんど同じなんです。(これ、予算的なもの?という疑惑が生まれますが…)

だから、ポイントさえ押さえれば、1度見れば十分です。

そしてポイントは、件数、最も多い年齢層、職業分類上認定件数が多い職業、そして理由

これだけです。

このポイントさえ押さえれば、ほぼ肢は切れます。

だからボーナス問題なんですね。

賃金構造基本統計調査(厚生労働省)は捨てる。

その逆が、賃金構造基本統計調査です。

私も実務でたまに「〇〇職で、〇〇歳くらいの人に来てもらえるようなお給料っていくら?」というような質問を頂きますので、こういった資料を基にアドバイスをすることはあります。

しかし、試験的にはコスパの悪い論点です。

試験で言う「コスパの悪い論点」というのは、学習のわりに報われない論点です。

「賃金構造基本統計調査」という文字を見たら、考えずに好きな番号にマークをします。

能力開発基本調査(厚生労働省)はポイントを絞る。

コスパで言えば、労災補償状況と賃金構造基本統計の中間が、この能力開発基本調査です。

簡単な論点もあれば、少しマイナーな論点も出題されることがあります。

なので、能力開発基本調査は、前日に取り掛かり、当日電車の中で復習でOKです。

逆に言えば、前日はキャリ魂塾の直前予想論点動画とこの能力開発基本調査、そして自分がニガテなポイントに絞った学習だけはしっかりとできるようなスケジュールにしましょう。

満点を狙うのは時間のムダ。

私も恥ずかしながら、満点を取ったことはありません。

キャリコン学科試験での最高得点は96点です。

例えば、「こころの耳」などのサイトを見ていないと解けないような問題もあります。

満点を取らなければ合格できない試験ではありません。

統計・白書はただのブラフ(ハッタリ)です。

ブラフに惑わされないようにしてください。