理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。
このエントリーでは、第11回国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表と所見を述べています。
Contents
第11回キャリアコンサルティング協議会結果
学科:62.5%
実技:75.3%
第11回JCDA結果
学科:62.7%
実技:74.1%
所見
今回は、学科、実技ともに両団体でほぼ合格率の差がない結果になっています。
特に学科試験は調整がないと考えられることから、両団体で受験者のレベル差は全くないと言えるでしょう。
(じゃあ実技試験には調整があるのか、と言われるかもしれませんが、そもそも実技試験は両団体で異なる3事例(と論述問題)が出題されており、受験生によって問題が異なっている時点で調整云々以前の問題です。)
学科試験
学科試験は、第10回よりも合格率が下がるという予想どおりではありましたが、思ったよりも合格率は下がっておらず、これは受験生のレベルが上がってきているものと思われます。
実技試験
実技試験の合格率は、両団体とも70%を超えており、数字だけ見れば学科試験の方が難しい試験となっています。
ただ、JCDAの実務経験受験者の合格率については今回も低くなっており、この点に注意が必要です。
実務経験受験者は、JCDAを選ぶリスクを知ろう
特筆すべきはやはり、JCDAでの実務経験受験者の実技合格率の低さです。
JCDA実務経験受験者の実技合格率は60.1%
JCDA実務経験受験者合格率:60.1%(77/128)
協議会実務経験受験者合格率:71.7%(56/78)
JCDAでの実務経験受験者の合格率は60.1%となっています。
同じ実務経験受験者でも、協議会実務経験受験の場合は71.7%という結果となっており、JCDAの実務経験受験者合格率60.1%という結果は、JCDAでの養成講習修了生の合格率76.1%や、協議会養成講習修了生合格率75.8%(1152/1518)を大きく下回っています。
常々私は、「JCDAは「経験代謝」を知らずに受験するにはリスクが大きい」とお伝えしていますが、今回もその通りの結果となりました。
実務経験があればキャリアコンサルティングに必要なスキルが備わっているとは言えませんが、やはり養成講習修了生と実務経験受験生の合格率の差が14%に達しているわけですから、受験団体選びは慎重に行うべきだと感じます。
蛇足ですが、これまで実施された実技試験では、概ねJCDA系養成講習修了生(旧JCDA系を含む)がJCDAで実施される実技試験を受験したケースが、最も高い合格率となっています。
たまに、「JCDAの方が難しい」といった評価を耳にすることがありますが、実務経験受験者にとってはそのとおりであり、一般論としてはJCDAの方が難しいというのは「実務経験受験生」を含めた場合の数字のマジックです。
「令和」は個人の時代になる。
合格された方、本当におめでとうございました。
平成最後の合格者として、時代を駆け抜けて頂きたいと思っております。
今回残念ながら、合格という結果を得られなかった方、第12回キャリコン筆記試験まで、今日を含めて97日です。
新しい時代「令和」最初の合格者になるために、いまするべきことを考え、行動しましょう。
「自分が何をするべきか」を、組織が与えてくれる時代は、平成で終わりました。
youtuberに代表されるように、「令和」は「個人」がキャリアの主役になる時代です。
「自分の頭で考え、行動する。」
これが「令和」の時代のキャリア形成です。
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