このエントリーでは、ペーシングの一つの理想形として、ジェームズ・コーデンとアデルのカープール・カラオケをご紹介しています。
ジェームズ・コーデンとは?
ジェームズ・コーデンって誰?という方も少なくないと思うので、Wikipediaを引用しておきます。
ジェームズ・キンバリー・コーデン OBE(James Kimberley Corden、1978年8月22日 – )は、イングランドの俳優、コメディアン、歌手、作家、プロデューサー、テレビ番組司会者。CBSのトークバラエティ番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』の司会として知られる。
(引用:Wikipedia)
番組内の企画であった、「カープール・カラオケ」が大ヒットし、様々な著名人が彼とカラオケをしているわけですが、ジェームズ・コーデンのコミュ力の高さが凄い。
例えて言えば、タモリ×所ジョージ的な。ゲストを楽しませられるし、歌も上手いんですよね。
ジェームズ・コーデンとアデルのペーシング状態
ジェームズ・コーデンが意識してペーシングを行っているのかどうかは分かりませんが、こういう感じ。
この「息のあった感じ」がクライエントと作れるか。
表情もぴったりって感じですよね。
多分なんですけど、日本人って、こういう時に「相手が歌っているときは、『ちゃんと聴かないと失礼』だ」と考える人が多いんじゃないかなと。
だけど、それだと「ペーシング」にはなりません。
アデルを一人で歌わせたら、彼女の口から放送禁止用語が飛び出すくらい、リラックスした空間にはなりませんよね(そういう意味では、「仕事」であり「撮影中」ということを忘れさせるくらい、変性意識状態に入っていることになります)。
ジェームズ・コーデンは、元ミュージカル俳優という歌唱力、そしてコメディアンという個性で、著名人との間に「楽しい空間」を作っています。
あなたなら、クライエントとどうやって場を盛り上げますか?