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匿名相談は、リアル相談よりも言葉選びを慎重にする。





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匿名相談のまとめサイトで気づいた、女性の共感力低下

さて、私は、男性向け、女性向けを問わず、ネットの相談「まとめサイト」をよく見ます。

このまとめサイトを見ていて、ふと気づいたんです。

よく「女性は共感するのが上手」「男性はすぐアドバイスをする」と言われますよね。

私がよく見る、女性の相談まとめは、相談者もアドバイスをする人も匿名です。

で、男性も女性も「相談者」は、「デモデモダッテ」だったり「アドバイスを無視する」ことが多いですね。

これはまあ当然だと思います。

間違っていることや見当はずれなこと等、相談者の事情を理解していない・役に立たない発言が非常に多いからです。

じゃあ、何に気付いたのか。

「女性向け」の相談サイトでも、「共感できている」人って意外と少ないんです。

普通に、アドバイスしている人の方が多い。

もっと言えば、男性とそこまで変わりません。

「隙あらば自分語り」「隙あらばマウント」なんかも含めて変わらない。

つまり、匿名の場では、女性も男性と変わらず「攻撃的アプローチ」なんです。

だからすぐ「荒れる」。

これは、匿名性が高まるほど、攻撃性が高まるというネット空間の傾向と合致します。

匿名相談は「安心安全」だからこそ、攻撃性が高まることを意識する

ネットのない時代は、自分と意見が合わないからといって、他人を罵るということはあまりありませんでした。

記名(自分を明らかにしている)社会では、攻撃すると反撃されるリスクが高いし、周囲の目もあります。

なので、自制する人がほとんどだった。

なのに、匿名ネット空間では人は攻撃的になる。

今や、SNS炎上が当たり前のようになっていますよね。

私がこれまで経験してきた無料チャットカウンセリングや無料電話相談など、匿名の相談の場を思い返すと、記名空間よりも明らかに攻撃性が高いように感じます。

匿名相談では、リアル相談よりも言葉の使い方に注意を!

「安心安全」な空間が提供されることで、却って攻撃性が高まる。

だからこそ、匿名空間で対人援助サービスを提供する際は、単語の使い方ひとつ、言葉の使い方ひとつにリアル面談よりも気を付ける必要があるように思います。