このエントリーでは、国家資格キャリアコンサルタント論述試験及びキャリアコンサルティング技能検定論述試験を受験するにあたって、受験生が最低限用意すべきことについて説明しています。
Contents
内容よりもまずは「読んで貰える字を、時間内に書く」
確か、司法試験で有名な伊藤塾の伊藤真先生だったと思うのですが、司法試験の論文試験に合格するために必要なことは、「法的知識よりも『字を書くスピード』が重要」と言っていました。
考えてみれば、それはそうですよね。
どれだけ知識があっても、字を書くスピードが遅ければ、時間内に書き上げることができず、不合格になります。
そして、当然のことながら、速く書くことだけではなく、同時に「読める文字」を書く必要があります。
だからこそ、キャリ魂塾では「クルトガアドバンス」で受験しないようでは、受験生失格とまでお伝えしています。
論述試験受験生が必ずクルトガアドバンスを使用しなければならない理由
私は、ハッキリ言って字を書くのが下手です。
このブログを読んでいただいている受験生の中にも、字を書くのがニガテという方がいらっしゃるでしょう。
しかし、今から習字に行く、なんてことは流石に効率が悪すぎます。(もちろん、今後のために習いに行くというのは素晴らしいことではありますが…)
だからこそ、クルトガアドバンスなのです。
クルトガアドバンスが、他の「折れないシャープペンシル」と異なる点は、常に芯の太さが一定であり、ぱっと見キレイで読みやすい文字が書けることです。
もはや「芯が折れない機構」が備わっていないシャープペンシルや鉛筆は論外ですが、芯が折れないだけでは、美しく読みやすい文字になりません。
論述試験も、2級、1級を受験された方はご存知のように、だんだんと書く分量が増えていきます。
そうすると、「小さくても読みやすい文字を書く」ことは、非常に大切なポイントになってくるのです。
採点する試験官はアラフィフが多いと考えられる。
キャリコン試験の受験生で最も多い年齢層は、45~50歳です。
であれば、合格してから試験官になる程度の実務を経験する頃には、50~55歳くらいにはなっていることが多いのではないかと私は考えています。
つまり、「小さい文字は試験官には読みづらい」のです。
ここで、「採点する試験官に寄り添う、思いやる気持ち」を持っているのであれば、当然「クルトガアドバンス」になります。
小さな字でも、読みやすい字が書けるのですから。
ふむふむ、天神様で買ってきた鉛筆を使いたい。ええ、その気持ちは凄く分かります。ご利益ありそうですよね。
でも、それは「私『が』」使いたいんですよね。
「私『が』合格するため」に、鉛筆を使いたいんですよね。
大変申し訳ありませんが、採点する側からすれば、あなたが使っているのが天神様の鉛筆か、普通の鉛筆かは分かりません。
そして、書けば書くほど、どんどん先が丸まって読みにくい文字になってしまうのが鉛筆です。
あえて厳しいことを言えば、鉛筆を使うということは、自分のことだけしか考えていないとアピールしているようなものです。
自分のことよりも、目の前の相談者、そして目の前にはいないけれど、採点してくれる試験官のことを考えるからこそ、相手が見えなくても真摯な思いが伝わり、ラポールが生まれるのではないでしょうか?
この試験は、そういう「我(が)」を抑えて、相手の立場に立てるかどうかが問われている試験なのですから。
少なくとも私はそう思っています。
この「採点する試験官」への寄り添い、思いやりが、キャリアコンサルタント受験生のスタートラインです。
誰があなたに合格点をつけてくれるのか。
それは「採点者である試験官」です。
その採点者である試験官が、読みやすい文字を書くことができ、さらには芯が折れないシャープペンシルがある。
それを使わない?
もし児玉清が試験官ならば、「なぜカドを取らない」と叱咤することでしょう。
あなたが、「合格したい」という自分の気持ちだけではなく、「試験官の立場になって考えられる」、そういう寄り添い力のある方ならば、自然とクルトガアドバンスになるんですね。
合格鉛筆は、試験日までたくさん使って、試験当日には感謝と祈りを込めて見守っていただくという気持ちで、謹んで机の上に出すだけにして下さい。
三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス 0.3mm ラベンダー M3-5591P.34 新品価格 |
蛇足ですが、学科試験では「マークシート用シャープペンシル」を推奨しています。
↓こういう便利なものがあるんです。どんどん使って生産性を上げましょう。
コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D 新品価格 |