キャリ魂太郎です。

このエントリーでは、合同会社インクルーシブ(キャリ魂塾)の今後の事業展開などをご説明しています。

今回はおおむね予想通りの論述採点だったようです。

合格発表後、多くの方から結果報告を頂いております。

今回は、学科はもちろん、論述も30点オーバー、面接ロールプレイもオールAという方が多く、第9回に見られたような論述の得点低下傾向も今のところ特に感じません。

つまり、「第9回の論述採点の辛さはなんだったのか?」というのが正直なところです。

キャリ魂塾論述メソッドは、これまで400名近くの方が学んでいますし、その中で30点に達しなかったのは、本当に片手で足りる人数だったのですから。

論述の採点に透明性を求めることは難しいかとは思いますが、それにしても…という感じです。

インクルーシブの今後の事業展開

さて、そんな愚痴も言いつつ、勝利の美酒に酔いしれる方、リベンジの涙を飲んでいる方に、今日はキャリ魂塾、すなわちキャリアコンサルタント関係事業を法人化した、合同会社インクルーシブの事業について、少しご説明をしておきます。

EAP事業の本格展開への準備を行います。

まず、1つめはEAP事業です。

皆様言わずと知れた、Employee Assistance Program つまり従業員支援プログラムですね。

よくEPAと言ってしまいますが、そっちはエイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid)であり、簡単に言えば魚油(DHAみたいなもの)なので、お間違いのないように。

今年は公認心理師資格を取得する予定ですので、ストレスチェック制度の整備がワンストップで可能となります。

そのため、ストレスチェック制度の整備、従業員面談(メンタル不全予防)、復職支援制度構築などを柱の一つとして育てていきたいと思っています。

発達障がい者支援事業

2つめが発達障害をお持ちの方への支援ですね。

こちらは、発達障がい者及びその診断を受けてはいないが、そうであろうと自覚している方へのキャリアコンサルティングや、企業の受入れ体制構築コンサルティングを行います。

景気の動向は別として、当面は人手不足の状況は変わらないため、発達障害をお持ちの方の就労は非常に大きな課題です。

特に、発達障害をお持ちの方は、自己肯定感、自己効力感が非常に低いことや、いわゆる日本型雇用マインドと相性が悪いことが殆どです。

この点、企業サイドのマインドを変えていくことが必要ですし、当然発達障がい者の側も例えばコーチングや認知行動療法など、自らを変えていく手法も使って、職場に併せる部分も必要ですね。

インクルーシブセラピーによる支援

今回設立した会社名でもある「インクルーシブ」は、許容的(内包的)という意味ですが、このインクルーシブを冠した手法もすでにあります。

それが「インクルーシブセラピー」です。

キャリ魂塾の学科試験対策テキストには名前を掲載していますが、キャリコン業界では非常にマイナーな、受験生レベルでは殆ど誰も知らない、ビル・オハンロンが提唱したものです。

ビル・オハンロンは、ミルトン・エリクソン(発達理論はエリク・エリクソン)に師事した催眠療法家であり、魔術師と称されたエリクソンの催眠技法を伝える一人です。

エリクソンの技法は、あなたが「催眠」と聞いてイメージする「あなたはもう椅子から立てない!」というような、権威的なアプローチではなく、「あなたは椅子から立つこともできるし、そのまま座っていることもできます。」という許容的アプローチです。

例えば、こんな感じですね。

「あなたは、いま、このエントリーを読むこともできるし、読むのをやめることもできます。そして、そのどちらを選んでも、あなたはいつでもこのエントリーを読みに戻ることができます。

そして、私の書いているこの文章は、あなたの無意識が不思議なくらいしっかりと覚えているので、あなたはこのインクルーシブセラピーについて、いつでも考えることができます。それは、10分後かもしれないし、1時間後かもしれない、食事をしている時かもしれないし、ふぅっと休憩のためにリラックスしたときかもしれないし、予定がすっかり片付いて眠る前かもしれない。もしかしたら3年後になるかもしれませんね。

それは、あなたの無意識が、あなたが必要なときに…あなたの意識に浮かび上がらせることなので、私にはそれがいつになるのかは分かりません。

ただ、あなたの無意識はきちんとこのエントリーを覚えているので、あなたは、あなたが必要と感じたときに、この私の書いた、インクルーシブセラピーについてのエントリーを思い出し、その時あなたが抱えている課題へのヒントにすることができるんです」

これが、私が行うクライエントの無意識へのアプローチ(の1つ)です。

つまり、「このブログを読むことも、その反対の読まないことも許容(包含)している」ことが分かりますよね。

これが、「インクルーシブ」なアプローチです。

キャリアコンサルティングで言えば、

「あなたは就職することもできるし、「就職にこだわらない自分の生き方」を探すこともできるんです」

というアプローチがインクルーシブなアプローチになりますね。

相手の抵抗を極めて受けづらい言葉でありながら、変容を方向付ける「言葉の使い方」を行う。
それがインクルーシブなアプローチです。

だから私はいつも「言葉の使い方」にうるさいのです。

(しかし、協議会もJCDAも、私が普段やっていることは評価できないのはお見込みのとおりです。)

キャリアコンサルタント受験&実務講座事業

そして、3つめが今行っているキャリアコンサルタント受験&実務講座です。

特に、今年は「年商1千万円のキャリアコンサルタントになる方法」をお伝えするだけではなく、実際になっていただくように、様々な講座やコンサルティングを行いたいと考えています。

年収ではなく、年商です。

年商1千万円って、消費税の課税事業者です。

課税事業者になるということは、ある意味では「事業者」としての最低ラインです。

本業でやるなら、この最低ラインを超える。

また、副業でやるなら、本業と合わせて1千万円の年収になる。

このくらいでないと、キャリアコンサルタントに夢がないですから。

キャリアコンサルタントの在り方は自由であるという意味

これが、私の「キャリアコンサルタント」としての在り方です。

この在り方は、「キャリアコンサルティング 理論と実際」にも、「新版キャリアの心理学」にも載っていませんし、当然あなたの通った養成講座のテキストにも載っていません。

別に、私が特別なことをやろうとしているのではなく、自分ができることをキャリアコンサルタント、キャリアコンサルティングの枠組みから見れば、そうなるというだけのことです。

そして、私は私のようなアプローチに興味を持っている方や、同じようなアプローチをしたい方の支援も行っていきたいとずっと考えてきたので、今年は「インクルーシブセラピー」をどのようにキャリアコンサルタントが活用するか、具体的に明らかにした上で、こういった手法を共有したい方にお伝えしていければいいなと考えています。

産業カウンセラー協会のように、半年くらいの講座としてもいいかなと思ったり。

さて、あなたは、あなたのキャリアコンサルタントとしての在り方を、どのように描いていますか?

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