このエントリーでは、2019年度後期(第23回)12月に実施された、キャリアコンサルティング技能検定試験論述試験の解答例をご紹介しています。

※あくまで解答例であり、これが「正解」とするものではありません。
※キャリ魂塾では、JCDAが実施する実技(論述・面接)試験は考慮しておりません。

第23回2級キャリコン論述試験問題1解答例

相談者は、友人とのインターンシップの話題から、就職を考え始めたが、友人と比べ自分は現実的ではないのかと思った。また憧れの建築家のイメージが強く、顧客と距離の近い、納得できる仕事がしたいと個人事務所を志望し、大手住宅メーカーに興味が持てない。ただ採用人数等も考えると大手が良いかとも思う。やりたいことにこだわり、就活が上手くいかないことも怖い。その他ゼミの希望提出等考えることが多く悩んでいる。
(196文字※句読点を含む)

2級論述試験問題1:解答のポイント

2級論述試験は、国家資格キャリアコンサルタント論述試験と比較すると、行数が2倍の4行となります。

1行を50文字と仮定すると、約200文字となり、国家資格試験と同じ感覚で解答してしまうと「行が余る」ことになります。

そのため、2級技能検定論述試験問1では、国家資格試験よりも「相談内容を広く要約する」ことが必要と考えられます。

「要約」は一朝一夕では身に付かない

キャリアコンサルタント試験受験生の多くが、「要約」を苦手としています。

適切に要約をすることで、論述試験では高得点が、また面接試験では時間のゆとりが生まれます。

新聞の社説を要約するなど、要約のトレーニングを取り入れると要約力がアップしますので、お試しくださいね。