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このエントリーでは、キャリアコンサルタント(2級技能検定含む)学科試験の出題予想論点として、バーンアウトを取り上げています。

問題

バーンアウトの中核的な特徴とされる症状のうち、該当しないものはどれか。

1.情緒的消耗感
2.脱人格化
3.個人的達成感の低下
4.対人不信感の増大







解答・解説

バーンアウトとは「燃え尽き症候群」とも呼ばれます。

マスラックが考案したMBI(マスラック・バーンアウト・インベントリー)では、バーンアウトの特徴(症状)を

1.情緒的消耗感
2.脱人格化
3.個人的達成感の低下

としており、解答は4となります。

それぞれの用語の解説は下記の通りです。

情緒的消耗感:疲れ果ててしまった状態。
脱人格化:他人への関心を抱きにくい状況であり、コミュニケーションにおいて、非人間的な対応を行うことなどが挙げられます。
個人的達成感の低下:いわゆる自己不信(自己効力感の低下)、自分の能力への疑惑などを指します。

出題の意図

メンタル不全の一つとして、比較的有名ではありますが、あまり出題が見られないことから、注意喚起ということで出題をしました。

そして、バーンアウトになりやすい職業は「対人援助職」とされており、キャリアコンサルタント自身のメンタル不全防止として必要な知識であることからも、重要な論点であると考えます。