資格で理想のライフスタイルを実現する、キャリ魂塾のキャリ魂太郎です。


このエントリーでは、第15回キャリアコンサルタント学科試験問題(以下「15回試験」)の講評と、キャリ魂塾の学科試験テキスト、本ブログの学科試験対策及び学科試験予想カテゴリ、そして第15回超直前ヤマ当て動画から出題された問題について、解説を行っています。

キャリ魂塾テキスト等ズバリ的中は26問!

今回、キャリ魂塾学科試験対策講座テキスト、本サイトのエントリー、そして超直前ヤマ当てポイント動画からのズバリ的中は26問でした。

この26問には、オリジナル問題集を含めていないため、実際には27問以上がキャリ魂塾の教材からズバリ的中していると言えます。

ズバリとは言えませんが、テキスト等の記述を元に解ける問題もありますので、今回も十分学習のお役に立てたのではないでしょうか。

また、今回も出題された全問題を、難・普通・易の3つのレベルに分類していますので、ご参考として頂けましたら幸いです。

全50問難易度分類とズバリ的中チェック!

問1:難。問1は受験生を動揺させる目的なのか、難問が多い。
問2:易。テキスト心理編P14~15からズバリ的中!選択肢の比較でも解答可能。
問3:普通。テキスト心理編P52からズバリ的中!
問4:易。テキスト心理編P22からズバリ的中!選択肢の比較でも解答可能。
問5:易。テキスト心理編P30からズバリ的中!

問6:易。テキスト心理編P58からズバリ的中!
問7:易。テキスト心理編P46からズバリ的中!
問8:易。テキスト労働編P66及び本サイトからズバリ的中!


問9:易。
フロイト:テキスト心理編より掲載ページ多数ズバリ的中!
スキナー:テキスト心理編P76ズバリ的中!
バーン:テキスト心理編P73~74ズバリ的中!
吉本伊信:テキスト心理編P100及び下記エントリーでズバリ的中!

問10:易。テキスト心理編P76からズバリ的中!

問11:普通。テキスト心理編P98からズバリ的中!
問12:。選択肢1はテキストP70からズバリ的中!
問13:
問14:
問15:

問16:易。テキスト労働編P16からズバリ的中!
問17:易。直前対策ヤマ当て動画からズバリ的中!

問18:普通。選択肢の比較により解答可能。
問19:普通。選択肢の比較により解答可能。
問20:易。選択肢の比較により解答可能。

問21:
問22:易。「会社が定めた管理職は全て」だけで解答可能であり、正答すべき問題。
なお、学科試験対策講義では労働者以外が労働組合を結成できる点について解説している。
問23:易。選択肢1は、直前対策ヤマ当て動画からズバリ的中!

問24:普通。選択肢1.2が少々細かい論点。2択までは絞れるため普通レベルと判定。
問25:易。テキスト労働編P25からズバリ的中!

問26:易。「全てのプログラム」で判断可能。
問27:難。テキスト心理編P115からズバリ的中!
問28:難。迷ってしまう可能性が高い。
問29:易。テキスト労働編P77,78からズバリ的中!
問30:普通。テキスト心理編P41からズバリ的中!
レビンソンの成人期を四季に例えたライフサイクルから解答可能。

問31:易。テキスト心理編に全て記載。ズバリ的中!
問32:
問33:易。選択肢の比較により解答可能。
問34:易。テキスト心理編P102,103からズバリ的中!
問35:普通。テキスト心理編P86にて國分、P91でロジャーズが掲載ズバリ的中!
選択肢2,3で迷う可能性が高いが、2択までは絞れるため普通レベルと判定。

問36:易。選択肢の比較で解答可能。
問37:易。選択肢の比較で解答可能。
問38:易。選択肢の比較で解答可能。
問39:易。選択肢の比較で解答可能。
問40:難。選択肢4についてテキスト心理編P109からズバリ的中!

問41:易。選択肢の比較で解答可能。
問42:易。テキスト労働編P71からズバリ的中!
問43:易。選択肢の比較で解答可能。
問44:易。選択肢の比較で解答可能。
問45:易。選択肢の比較で解答可能。

問46:易。テキスト心理編P103から解答可能。また選択肢の比較によっても解答可能。
問47:易。テキスト心理編P103からズバリ的中!
問48:易。テキスト心理編P16等及び選択肢の比較で解答可能。
問49:易。選択肢の比較によって解答可能。
問50:易。選択肢の比較によって解答可能。

第15回学科試験講評:易化傾向続き、合格率は80%前後となる可能性。

第15回学科試験では、難問と言えるレベルの出題は10問としました。

逆に、容易に解けるレベルの出題が33問と増加しています。

そのため、合格率は80%前後になるのではないでしょうか。

問題を読まず、選択肢の比較だけで解答可能な問題が多数出題

容易に解けると判断した問題については、例えば問31のように、知識として知っていなければならない、過去頻出の問題もあります。

しかし、それよりも「出題の根拠となっている資料について、知識が全くなくても、選択肢だけを比較すれば解ける問題」が非常に多いように感じます。

例えば問26は、選択肢2のみ「すべて」とされていることも含め、他の選択肢と比較すれば、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(文部科学省、厚生労働省、経済産業省、平成27年12月一部改正)を読むまでもなく正答が可能です。

その他、問2など「落ち着いて考えれば間違えるような問題ではない」出題が多く、これらの取りこぼしが無ければ、やはり合格率は70%後半~80%程度になるのではないでしょうか。

なお、第14回試験の合格率が、協議会65.1%、JCDA69.1%、両団体を平均しても67%の合格率でしたので、勉強期間が十分あったことも加味すれば、第15回試験の合格率は80%を超える可能性は十分あります。

実際に2級技能検定学科試験でも、ここ数回78.3%(第22回)、81.0%(第23回)と、非常に高い合格率が続いており、試験機関としては、実技で絞れば良いと考えているのかもしれません。

とは言え、合格率が80%を超えれば、試験機関としても、これ以上易しくすることはないと思いますので、概ねこの第15回試験が、平易回としてのラインになるように感じます。

選択肢で正誤判断できる出題は、良問とは言えない

学科の知識は、実務の基礎になる重要な知識です。

しかし、このような「選択肢を比較すれば解ける」「選択肢の中に明らかにおかしい文言がある」といった出題が多いことは、あまり良い傾向とは言えません。

特に、労働問題は労働者マインドの変化もあり、厳しさを増しているなかで、一抹の不安を感じます。

不合格になった方は、何が原因かをしっかりと考える

今回、平易回、易化傾向という評価をしましたが、自己採点で不合格であった方、また35問ちょうどでマークミスが不安、といった方は、ショックを受けられたかもしれません。

しかし、前回も合格率は7割近くになっています。

こういった事実をしっかりと受け止め、「なぜ間違えたのか」を検討することが必要です。

メンタル的な弱さが原因かもしれませんし、そういった場合は、メンタルを強くすることも必要です。

今回はベタに問1が難問でしたが、こういった「問1で驚かせる」のに引っかかっていては、合格ラインに届く実力があっても、発揮できませんよね。

また、怪しい選択肢が見抜けないのであれば、「選択肢の読み方」を押さえることも大切です。

しっかりと、自分自身の弱点をもう一度検討し、合格を勝ち取って下さい!