第15回国家資格キャリアコンサルタント論述試験(キャリアコンサルティング協議会を指定試験機関として実施したものを指す。以下同様)の設問1模範解答について解説しています。

第15回論述試験設問1模範解答

第15回国家資格キャリアコンサルタント論述試験設問1(相談概要A)の模範解答を、キャリ魂塾として改めて公開いたします。

本記述が模範解答と言い得る根拠

本記述が模範解答として、自信をもって提供しうる根拠としては、下記のとおりです。

1.協議会では「主訴」≒「来談理由」であり、その多くが「面談初期に語られる」ため、概要としては冒頭が重要。

2.行数がわずか2行であり、1行を50文字として考えると、これ以上記載することは難しい(採点者も読みづらい)。

3.その他にも複数の根拠がありますが、シンプルに言えばこの2つで十分かと思います。

キャリ魂塾の指導は、このように全て「根拠」又は「実績」に基づいて行っております。

11月2日時点の解答との違いについて

上記は、11月2日にキャリ魂塾として公表した模範解答ですが、こちらは50分という制限時間、初見という「受験生と同じ条件」で解答することを重視しており、内容的な精査よりも、「当日の受験生がどこまで書けるか」の目安であり、合格水準を満たす解答例の1つとお考え下さい。

特に11月2日版では、今回改めて作成した模範解答に比べて、広範囲の要約を行っており、また文字数も10文字ほど多いことから、受験生レベルとしてはそこまで求められていないと考えられるため、「模範解答」としては少しハードルが高い(求めすぎ)ように感じます。

また、こちらにも「ショックを受けた」という「感情」について記載したいところですね。

いわば、当日の「ライブ感」を重視したのが11月2日版、「アルバム」として制作したのが今回の模範解答となります。