本日午前10時より、第14回国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました。
下記よりご確認ください。
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第14回試験両試験機関合格率
協議会合格率は
学科:65.1%
実技:66.6%
JCDA合格率は
学科:69.1%
実技:65.3%
となっています。
なお、JCDAの場合、受検者属性による合格率の差は31.57%に拡大しています。
(協議会は17.6%)
合格はゴールではなく、不合格は失格ではない。
合格された方には、心よりお祝い申し上げます。
また、不本意な結果となった方には、7カ月後のリベンジに向けて出来得る限りの支援を行って参りますので共に戦いましょう!
『打ちのめされた時 人は真価を問われる。
下を向くのか 前を向くのか
あきらめずに チャレンジし続けられるかそれが…才能や経歴に隠れて見えないが
一番大切な 心の資質』ーリアル ©井上雄彦 集英社 pic.twitter.com/PNCdTvUNK1
— キャリ魂太郎@返金保証付きキャリコン試験合格請負人 (@career_19) April 17, 2020
上に花咲かぬ日は
下に根を伸ばせばいい。しなやかにこの意志を
糧に芽を出せばいい
(引用:「Velvet Touch」 作詞:Kj. 作曲:Dragon Ash)
とDragon Ashも歌っています。
彼らも、ZEEBRAに「公開処刑」され、土下座の憂き目に合い、「I love HIPHOP.」とまで歌ったHIPHOPを去りました。
しかしその後、ミクスチャーロックバンドとして、大きく花開いたことはご存じの通り…ではないかもしれませんが知っておいて頂きたいところです。
昨日よりも今日、今日よりも明日。
確実に前進するために、何をするべきかを考える。
それが合否よりも大切な、キャリアコンサルタントの「資質」ではないでしょうか。
ところで、B’zが2020年5月31日まで、期間限定でこれまでのライブDVD等を無料公開しています。
もしあなたが不本意な結果だったなら「Easy come,Easy go」を重ね合わせてみて下さい。
「生涯最愛のモノを手に入れるまで、晴天ばかりは続かない」
過ぎた時間が全てあなたの糧になる。
ええ歌や。
この「FILM RISKY」は、中学校時代擦り切れるほど見ましたね。
アフターコロナは「咲かせる方法」を探す時代
全てではないにせよ、第14回試験以前のキャリアコンサルタント試験合格に必要な知識、経験の多くは、「ビフォーコロナ」のものであり、今や過去のものになりました。
こういった言い方は、失礼になるかもしれません。
しかし、事実を事実として受け止めるのもまた、強さだと思います。
新型コロナウィルス感染症の拡大は、多くのキャリア経験、そして養成講習での学びを過去の遺物にしてしまったのです。
全キャリコンがスタートラインに並んだ「ガラガラポン」
オンラインミーティングやリモートワークが主流になれば、オフィス賃貸業はどうなるでしょうか。
足で稼ぐ営業スタイルは、今や入館さえできません。
外出自粛で、部屋を見られたくないので、ビデオ通話はイヤだ。
そんな相談者には、どう対応するのでしょうか。
いわゆる「ガラガラポン」が発生したのです。
令和2年、全キャリアコンサルタントが、新しいスタートラインに立ちました。
「傾聴」の基本姿勢は変わりません。
しかし、その前提となる「対面」でのサポートスタイルが、相談者の命を、健康を危険に晒すかもしれないのです。
2020年4月17日時点で、東京都の感染者数は1日200人。
もし、外出自粛の効果が出ていなければ、今後もこれより大きな数字で推移するでしょう。
そうなれば、当面は外出自粛の解除はない。
つまり、リモートでの面談が主流になる。
リモートでの面談では、何に注意するべきなのか?
旧標準試験から1級技能検定試験に至るまで、全キャリアコンサルタントが体験したことのない時代が訪れました。
「自宅では、家族に聞こえるかもしれない。なので安心して話せない」
そんな相談者に、どう応えますか?
例えば「文字チャット」で対応できるキャリアコンサルタントの方が、「寄り添い」ができていると言えるかもしれない。
時代とともに、キャリアコンサルタントに求められるスキルも変わります。
どんな時代でも、大切なものは変わらない。
そういう見方も一面では正しいのですが、その「大切なモノ」も「伝えるスキル」が無ければ、伝わらないのです。
「置かれた場所で咲きなさい」から「咲かせる方法を探しましょう」へ
昭和~平成中期は「置かれた場所で咲きなさい」でした。
平成後期~令和は、人手不足を背景に「咲きたい場所で咲きなさい」となりました。
アフターコロナは、「咲かせる方法を探しましょう」です。
ひとりひとりが、どのようにすれば自分の能力を開花させることができるのか。
それを、一緒に考えていく。
そんな時代が始まっています。